すっかり初夏らしい気候になった今日この頃…そろそろ庭でバーベキューやティーパーティーなどを企画しようと考えている方もいるのではないでしょうか? そんな時には、ソーラーライトがオススメです。昼間に受けた太陽光エネルギーを利用して、暗くなると自動的に点灯し、取り付けるだけで気軽にライトアップが楽しめます。
配線が面倒だったり苦手な方や、コンセントが近くになくて樹木を照らせない時などには便利なアイテムです。さらに、電気代が不要で経済的なのも嬉しいポイント。ここでは、ソーラーライトについてご紹介します。
目次
ソーラーライトで人が集う場所を作ろう
夜、人を招いて庭でバーベキューをする時や、テラスで友人とティータイムを楽しんでいるうちに日が沈んで暗くなってきた時など、配線不要のソーラーライトがあれば、どこにでも手軽に光の空間を作ることができます。
屋外で食事をする際は、赤っぽい温かみのある光を使うと、食欲がそそられて、料理がおいしく感じられます。写真のようなテーブルの上に置くキャンドルタイプのソーラーライトは、配線不要なので、テーブルの上がすっきりします。また、急な停電や緊急時にも重宝しますよ。
たくさんの人がテーブルを囲む際に、真ん中にアクセントの光があると食事の空間がさらに引き立ちます。また、可愛いデザインなので、小物の一つとしても役に立ちます。
植栽や季節に合わせた光の楽しみ方
花や植栽は、季節ごとに、そして年を重ねるごとにさまざまに変化していきます。
昨年設置したライトが、今年は植栽が生い茂って見えなくなってしまったというような時でも、ソーラーライトなら簡単に移動ができます。
また、夏は屋外で過ごす機会が増えるので、庭に設置し、冬は早くから暗くなるので、アプローチを明るくして帰宅時間に備えるなど、季節に応じた使い方もできます。
庭やアプローチのライトアップの衣替えが、思い立った時にすぐにできるのも便利ですね。
足元に咲く花や低い植栽のライトアップ
足元に咲いている花や低い植栽を照らすには、下面に配光するパスライトやポールライトがオススメです。アプローチ脇に設置すると足元も一緒に明るくしてくれるので、効率よく光を利用することができます。
また、プランターで植栽や花を育てている方は、小さなソーラーライトをプランターに挿し込めば、配線が邪魔になったり絡まったりという心配がありません。
低い植栽と高い植栽を効率よく照らすポールライト
光の位置が高いポールライトは全体的に光が広がるので、植栽の高さに関係なく、辺りを効率よく明るくしてくれます。
中木にはもちろん、低木と高木が隣り合った場所でもライトアップできます。また、植栽を照らしながらポールライト自体のデザインを楽しめるので、空間のアクセントにもなります。
樹木にオススメのライトアップ
樹木に、スポットライトを使うと、一気に華やかな雰囲気になります。背の高い樹木は、光量が100~200lm程度の器具で照らすとよいでしょう。ライトアップすることで、より存在感が増します。また、その反射光を、人が集う場所を明るくするのに利用してもいいですね。
ソーラーライトには、ライトとソーラーパネルが別になっている分離式のタイプもあります。ライト自体は昼間ずっと日陰に置いていても、ソーラーパネルを日向に設置しておけば、夜はしっかりライトアップしてくれます。
明るさを変えられるタイプのライトであれば、植栽の大きさや成長、葉の付き方、季節などに合わせて明るさを調整し、その時々で最も魅力的なライトアップを楽しむことができます。
ソーラーライトのメリットとデメリット
ソーラーライトのメリットについては、上記でご紹介してきたので、ここからは注意点に触れておきましょう。
器具自体にソーラーパネルがついている製品はあまり明るくなく、多くは穏やかな光なので、器具を空間の飾りとして設置したい場合にオススメのアイテムです。穏やかな光は空間を落ち着いた印象にしてくれる効果があります。
しかし、アプローチをしっかり照らしたい、植栽をライトアップで美しく見せたいと思っている方には、明るさ重視の分離式や、照度が高い商品がオススメです。また、ソーラー部分の置き場所には注意が必要です。長時間、日陰になりがちな場所に設置すると、夜になっても点灯しない可能性があります。
ソーラーライトのデザインには、アンティークな雰囲気のものや人の形をしたものなど、さまざまな形状の商品が販売されています。使用する場所や明るさ、光の色などで、好みのタイプを選ぶことができます。
今まで電源がないという理由で諦めていた場所でもライトアップが可能になるので、夜の過ごし方が変わってくるかもしれません。気軽に始められるソーラーライト、ぜひご自宅のライトアップに取り入れてみてはいかがでしょうか。
Credit
DIGISPOT
「光の演出で人の心を彩る」ことを目指すタカショーデジテックがお届けするWebマガジン。外構で使われている『屋外照明』や、店舗の看板などに用いられている『LEDサイン』、街を華やかに彩る『イルミネーション』など、「光の今」がわかる情報を発信している。普段は聞くことができない商品に込められた開発者の想いやものづくりの裏側や光の上手な取り入れ方など、ここでしか知ることができない情報が盛りだくさん!
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