おしゃれな門柱で家を引きたてよう! 門柱の種類やデザインを徹底解説
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門柱や門扉からなる門まわりは、家のファサード(正面)で、顔になる部分です。せっかくなら、おしゃれな門まわりで来訪者を迎えたいですよね。今回は、門まわりのイメージの決め手となる“門柱”について、その種類やデザイン、実際の施工事例をご紹介します。
目次
タイル貼りにポスト付き…門柱の種類をご紹介
門柱の解説をする前に、エクステリアのデザインスタイルのお話をしておきましょう。デザインスタイルには、大きく分けて“オープン”と“クローズ”があります。
オープンは、外部から敷地の中が見通せるスタイルで、門柱(もんちゅう)はファサードの顔として、シンボリックに見せる必要があり、単体の場合が多いです。
クローズは敷地を塀で囲って敷地内が見えないようにしているスタイルで、塀の脇に、門柱と門扉(もんぴ)がセットになって設置されています。デザインの内容にもよりますが、オープンよりは豪華な印象を受けることが多いでしょう。
敷地を生け垣やフェンスなどで囲った、敷地内が多少見え隠れするセミクローズスタイルもあります。その場合、門柱は単体ではなく、フェンスや塀に並べて設置しておくと、将来的に門扉を設けたくなったときに、すでにある門柱を利用できるので、その分費用が抑えられます。
このように、エクステリアのデザインスタイルによって、選ぶべき門柱のデザインが変わってきます。それぞれの住宅にフィットした門柱のデザインを考えてみましょう。
石貼りやタイル貼りなど仕上げの仕方で印象が変わる
門柱は仕上げ材によって、大きく印象が変わります。例えば、小端積み(こばづみ)や ボーダータイルなどの仕上げは、横目地が強調されていて、ザラザラした質感のものがよく使われます。
色は、一般的には、白基調だと清潔感があり、品よく見えます。濃い茶系ならば、落ち着きがあり、高級感のあるイメージになります。
また、住宅外壁に使っているタイルや石に合わせた素材や色を、門柱に使用することで、家と門柱に統一感が生まれます。
円柱形状の門柱の場合、大きなタイルは貼りにくいので、2cm角のモザイクタイル貼りにするとキレイに仕上がります。色違いのモザイクタイルを貼れば、個性的に見えるでしょう。
ポストや表札などの機能を組み込んだ「機能門柱」も

表札、インターホン、ポスト、照明などの機能が備わっている門柱を「機能門柱」といいます。デザインもさまざまで、スタイリッシュにしたいならシルバーやブラウンのアルミ製、ナチュラルに見せたいなら木目調角材、枕木など、家の外観に合わせて選ぶとよいでしょう。
おしゃれな門柱のデザインを見てみよう!
モダンな印象の門柱デザイン
下の写真のマットなステンカラーの格子門柱は、縦のラインがすっきりとしたスタイリッシュモダンなデザインです。

濃いブラウンの格子にすると、下の写真のような和モダンなイメージになります。

ナチュラルなイメージの門柱
下の写真は、鉄道のレールを支えた枕木を使った門柱です。木のぬくもりが感じられ、おしゃれでナチュラルな印象になっています。

また、下の写真のような濃いブラウンの木目調横格子のデザインは、両側の白壁が引き立ち、周囲の緑ともなじんでおしゃれですね。

モノトーンでスタイリッシュな門柱
下の写真は、黒ベースに白の縦型ポストと、その両脇にステンカラーの帯が入り、縦ラインを強調しつつモノトーンの色調でまとまっています。シンプルでスタイリッシュなイメージです。

門柱を設置する際の注意点とは?
門柱を設置するにあたり、どのようなところに気を配ればよいのでしょうか?
当然ですが、まずは車の出入りの邪魔にならないように門柱を配置することです。狭い敷地では、アプローチと駐車スペースを共有して使うこともあるため、車のドアが門柱に当たらないようにすることはもちろん、車が出入りする際に、内輪差でボディを当てないよう、車のサイズを調べてよく検討する必要があります。
次は、道路際に門柱を配置しないことです。来訪者がインターホンを押すときや、郵便屋さんがポストに郵便を入れるとき、車の往来があると危ないですよね。安全のため、道路際から敷地側に40~60cm程度のスペースを取りましょう。また、門柱の足元に低木を植えると郵便物を入れにくくなることもあるので、狭い範囲に背丈の低いグラウンドカバー系を植えるとよいでしょう。来訪者の安らぎとアプローチまわりの優雅な空間が生まれます。
ポストについては、門柱に組み込まず、玄関際に配置し、「前入れ後ろ出しタイプ」にすると、雨に濡れずに郵便物を出すことができるので便利です。敷地の状況や予算に余裕があれば、門柱とポストを上手にレイアウトしてみましょう。
デザイン面では、住宅外壁などのワンポイントカラーに門柱のカラーを合わせたり、門柱と同じ資材を使用したデザインフェンスを横に設置して、統一感を出すのもオススメです。
下の写真では、外壁のタイルと、木目調の門柱やデザインフェンスの色みを統一し、植栽を配置することで、おしゃれでナチュラルなイメージにまとまっています。

最後に、家のファサードを魅力的に見せる方法に、ライティングがあります。下の写真のように、昼間はのどかでナチュラルな印象の玄関まわりが、夜間になると門柱のデザインパネルが幻想的に輝き、神秘的な世界に変身します。門柱に合わせる照明次第で、さらにおしゃれな演出ができそうですね。


門柱は、インターホンや表札、ポストなどの機能性を持つだけでなく、素材や色の使い方で、家をステキに演出することができます。家の顔ともいえる門柱ですから、建物のデザインにフィットしたものを選び、おしゃれに決めましょう!
Credit
文 / 松下高弘 - エムデザインファクトリー主宰 -

まつした・たかひろ/長野県飯田市生まれ。元東京デザイン専門学校講師。株式会社タカショー発行の『エクステリア&ガーデンテキストブック』監修。ガーデンセラピーコーディネーター1級所持。建築・エクステリアの企画事務所「エムデザインファクトリー」を主宰し、大手ハウスメーカーやエクステリア業のセミナー企画、講師を行う。
2007年出版の『エクステリアの色とデザイン(グリーン情報)』の改訂版として、新刊『住宅+エクステリア&ガーデンの色とデザイン』が大好評販売中! 色の知識、住宅デザイン様式に合わせたエクステリア&ガーデンデザインとカラーコーディネート、プレゼンシートのレイアウト案など、多岐に渡る充実の内容! 書籍詳細はグリーン情報ホームページから。
著書
『住宅エクステリアのパース・スケッチ・イラストが上達する本』彰国社
『気持ちをつかむ住宅インテリアパース・スケッチ力でプレゼンに差をつける』彰国社
『住宅+エクステリア&ガーデンの色とデザイン』グリーン情報 など他多数
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