海外ドラマや映画に出てくるような郊外住宅の一軒家。玄関前のベンチに座って近所の方とおしゃべりしたり、庭で遊ぶ子どもたちを見守ったり・・・。まさに憧れの生活です。
そんなアメリカンスタイルへの憧れを持ったお客様に提案したエクステリアの施工事例をご紹介します。前庭を有効利用し、まるで海外に住んでいるかのようなおしゃれでオープンなスペースになりました。
ナチュラルで爽やかな印象のファサード
建物に合わせてウッドデッキの手摺りもホワイトにし、住宅との一体感を出しています。しかし、デッキの床板まで白にすると、全体がぼやけた印象に。そのため、床板の色はアクセントとして明るめのブラウンを採用し、空間を引き締める効果を出しています。
マリンスタイルをプラスしたおしゃれな門柱
木材を使用した門柱にマリンライトを設置。インターホン、ポスト、ライトと最小限の機能を揃えたシンプルな門柱です。少し無骨で自然な木材とマリンライト、さりげなく配置されているドラセナによって、アメリカンな雰囲気にマリンスタイルが加わり、爽やかでおしゃれな空間をつくり出しています。
庭と室内を結びつけるウッドデッキ
玄関前から窓までつながるウッドデッキは、室内と外を結びつける役割を担っています。ウッドデッキを掃き出し窓の高さに合わせることで、出入りをスムーズにし、気軽に庭に出る生活を送ることができます。
少しだけ日に当たって外の空気を吸いたい時、一歩踏み出せば、そこにくつろぎスペースが。玄関先で近所の方と話が弾んできた時も、一段上がると、そこにカフェスペースがあります。このデッキは、そんな日常の些細な、けれども大切な時間を豊かにするスペースです。
自然の優しさを感じる前庭
今回はウッドデッキ、柵、門柱が新たに増設されていますが、それだけでは直線のみで構成された空間になります。直線的で角ばった空間は、どこか硬く寂しい印象を与えてしまいがちです。
白い建物やウッドデッキの優しい雰囲気をより強調するために、ウッドデッキの前には1本のシンボルツリーを植えました。この木が空間に垂直方向の動きをプラスし、自然な曲線を描くフォルムで固い印象を柔らかく変えています。芝生の緑と植栽があることで、自然を身近に感じる癒しの空間となりました。
いかがでしたか。
今回は、海外ドラマに出てくるような、前庭でくつろげるエクステリアをご紹介しました。こんな庭があったら、近所の方ともすぐに仲良くなれそうですね。子どもと一緒に外で遊ぶ時間も、少しだけ楽につくり出せそうです。
皆さんもぜひ参考にしてみてください。
新着記事
-
ガーデン&ショップ
都立公園を新たな花の魅力で彩る「第3回 東京パークガーデンアワード」都立砧公園で始動
新しい発想を生かした花壇デザインを競うコンテストとして注目されている「東京パークガーデンアワード」。第3回コンテストが、都立砧公園(東京都世田谷区)を舞台に、いよいよスタートしました。2024年12月には、…
-
ガーデン&ショップ
都立公園を花の魅力で彩る画期的コンテスト「第3回 東京パークガーデンアワード 砧公園」全国から選ばれた…
2022年に代々木公園から始まった「東京パークガーデンアワード」。第2回の神代植物公園に続き、3回目となる今回は、東京都立砧公園(世田谷区)で開催されます。宿根草を活用して「持続可能なロングライフ・ローメ…
-
家庭菜園
アイスプラントの育て方 ペットボトルで水耕栽培も可能な新感覚野菜!
多肉植物に分類されるアイスプラントは、キラキラとした粒に覆われており、食べると塩気を感じる新感覚の野菜。耐塩性が高く、塩水でも栽培できるユニークな植物です。この記事では、アイスプラントの基本情報や特…