今回ご紹介する事例は、外構が一切ないシンプルで真っ白な一軒家。お客様は、近所の方や会社の友人を自宅によく招くとのことで、今回思い切って、いつも来てくれる友人たちを優しく迎えてくれるような門まわりにしたい、外構は家と同じ白でまとめてほしいとのことでした。
昼はシンプルで上品に、夜はライトアップで空間ごとに演出
門柱は白の漆喰壁で、表札代わりの細いラインのサインがうまく溶け込んでいます。夜になると暖色のライトが灯り、ゴージャスに演出しながらも周りと光の色を使い分けることで、来客がインターホンなどを迷わず見つけられるよう丁寧に考えられています。
玄関のフレームは、青色の光に白を混ぜ合わせることで、月の光が出入り口を優しく照らし出しているような幻想的な演出になっています。
昼は可愛らしく、夜は幻想的に演出
玄関先の丸くRを描いた漆喰の門袖は、ガラスを埋め込むことで可愛らしい目隠しに仕上げています。透明なガラスのおかげで圧迫感を感じさせない門袖は、内側にファニチャーを置けば近所の方との談笑の場としても活躍します。夜になればガラスにライトがあたり、こちらも幻想的な演出になっています。
夜にあらわれる光のカーテン
建物の左側には、格子付きの窓があり、底に棒状のLEDバーが裏側から取り付けられています。格子がバーの光を程よく遮り、光のカーテンが降り注いでいるかのような演出ですが、これはただ美しいだけではありません。光で奥行きを演出することで、車を駐車するときに外壁などにぶつからないよう安全にも配慮されているのです。
今回は、白で統一された外構を活かし、夜もライティングで玄関を幻想的に演出しながらも、ポイントごとに色を使い分けることでお客様に配慮した、優しさあふれる施工事例でした。いかがでしょうか。皆さんも是非参考にしてみてください。
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