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光を取り込む 空間型カーポート

光を取り込む 空間型カーポート

写真提供/タカショー

車を複数台もっていると大型空間タイプのカーポートが必要になります。しかし家のスペースは限られていて、後付けの場合はリビングへの光を遮ってしまうことが多く、カーポートを選ぶことになりがちです。ところがカーポートは基本的にシンプルなつくりなので、どうしてもカッコいい車のデザインに負けてしまいます。今回はそんな悩みを解消するデザイン性の高いカーポートをご紹介します。

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おすすめは、木目調のアルミを使うことです。これなら独立した空間をつくりつつ、デザイン性の高さで車に負けないカーポートに仕上げることができます。

ポリカ屋根で光を取り入れる

写真/タカショー

屋根を全て遮光性のあるものにしてしまうとリビングへの光の通り道が塞がれてしまうので、右半分に透明感のある素材を使って採光性を確保しています。

デザインに一体感をもたせる

写真/タカショー

屋根の左半分も透明感のある素材にすると、木目調の柱が浮いてしまうので、左半分は木目にして一体感をもたせています。また、ただ一体感をもたせるだけではなくライトを屋根に埋め込むことで、夜も明るく安全性を確保しています。木目調がライトの光に浮き上がり、味わい深い夜の表情を見せてくれるのもポイントです。

スリットフェンスで目隠ししながら明るさもしっかり確保

写真/タカショー

住宅密集地で隣家が近いため目隠しもしたいところ・・・。でも安易に壁を立ててしまうと光が遮られて暗くなり、圧迫感が出て空間をさらに狭く感じさせます。しかし、スリットフェンスなら、光を程よく通し、圧迫感もなく目隠しできます。また木目調の天井と合わせることで一体感をもたせつつデザインのアクセントとして機能します。

 

このように空間が限られている後付けのような状況でも、デザイン性をもたせながら採光の妨げにもならずに駐車スペースを確保できることを覚えておいてください。

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