【ガーデンシェッド】庭にあると便利! 活用法とデザインバリエ
Artazum/Shutterstock.com
ガーデニングを続けていると、腕が上がるごとに増えていくのがガーデングッズや肥料や用土。最初は庭の片隅に置きっ放しでも雰囲気づくりに役立っていたはずなのに、いつの間にか見て見ぬ振りの場所になっていませんか? あると便利な庭専用の物置小屋「ガーデンシェッド」の活用法とデザインのバリエーションをご紹介します。
目次
ガーデンシェッドとは

ガーデニングの本場、イギリスや欧米では庭の物置小屋を「ガーデンシェッド」と呼び、庭道具を整理整頓しながらスマートにガーデニングをしています。上写真のように道具を収納するだけでなく、小屋の壁や扉などの外装をペイントして庭のおしゃれな背景として生かすのも、欧米のガーデナーはとても上手。日本でもおしゃれにガーデンシェッドを活用するベテランガーデナーが増えています。
ガーデンシェッドへ道具類をコンパクトに収納しよう

小屋の中には、大小さまざまな鉢やコンテナを並べる棚のほか、自立しないスコップやほうきなどをかけるフックを工夫してDIYで用意すれば、狭い場所が有効活用できます。用土や肥料も種類ごとに整理しておきましょう。「持っていたのに同じものを買ってしまった!」とか、「今必要なのに作業が進まない」なんていう失敗防止にも役立ちます。

コンパクトなガーデンシェッドなら、扉の内側や外壁も活用して、スコップや剪定鋏などを吊り下げておくのもアイデアです。
庭に映えるガーデンシェッドの色バリエ


ガーデンシェッドの外壁の色は、庭の緑に溶け込むモスグリーンにすると花色が引き立ちます。庭を広く見せたい場合にオススメのカラーリング。


鮮やかなブルーやブルーグレーなども、ガーデンで人気のカラーです。オベリスクやフェンスも同じ色にペイントすると、庭に統一感が生まれます。窓つきなら、ぜひフラワーボックスを取りつけて、季節の花を咲かせましょう。
植物を沿わせる場所としてもガーデンシェッドを活用

ガーデンシェッドの壁や屋根を利用して、クレマチスや半つる性バラ、アサガオなどのつる植物を絡めるのもオススメです。

自宅の壁につる植物を絡めてみたいけれど、ちょっと抵抗があるという人は、試験栽培に利用してみませんか。でも、つる植物に覆われて小屋が隠れてしまわないように、つるの伸びが緩やかな品種を選びましょう。
ガーデンシェッドは趣味を楽しむ場所としても

ガーデンシェッドは庭仕事の休憩スペースやアトリエなど、思う存分趣味を楽しむための小さな家にもなります。扉のすぐ外は緑が茂り、庭から風が吹き込む心地よい室内。日常から離れ、ゆっくりした時間が楽しめます。お気に入りの椅子とテーブルを用意して、自分好みの場所づくりを楽しみましょう。

ガーデンシェッドは収納場所に使うだけではもったいない! と、ドライフラワーをつくってストックし、クラフトをしたり、絵を描いたり。また、刺繍や縫い物などの手仕事をするためのアトリエとしてもぴったり。

庭で過ごす時間がもっと充実するアイテム、ガーデンシェッドがあれば、庭を素敵にグレードアップできます。お気に入りのデザインのイメージを固めて、キットハウスや製品を探したり、大工さんにオリジナルを施工してもらうのもよいでしょう。施工や設置の適期は、多くの植物が休眠する冬です。少しずつ準備して、夢のガーデンシェッドを手に入れてください。
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