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美しい秋バラ続々開花中!「横浜イングリッシュガーデン」のオータム・フェスティバルへ出かけよう

美しい秋バラ続々開花中!「横浜イングリッシュガーデン」のオータム・フェスティバルへ出かけよう

希少なアンティークローズから最新品種まで、国内外でも屈指のコレクション数を誇る「横浜イングリッシュガーデン」は、秋に色香を増すバラも続々開花が進んでいます。11月2日(木)からは、収穫祭をイメージした「ハーヴェスト・ディスプレイ」が登場! どこもかしこもフォトスポット満載です。ガーデニングの参考に、また、季節の思い出を作りに出かけましょう!

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秋バラが色濃く彩るオータム・ガーデン

左上から時計回りに/ラ・マリエ/イージー・ダズ・イット/ニュー・ウェーブ/アンゲリカ/サザンホープ/シスター・エリザベス/ベルエポックフェアリー・ボタン

横浜イングリッシュガーデンでは、今年も10月中旬から秋バラが見頃を迎え、11月になってさらに開花が増えています。日毎に涼しくなる気候の下でゆっくりと花開く秋バラは、春バラと比べ色合いが鮮明で、ふっくらとした大輪の花を咲かせる傾向があります。

秋バラが満開の横浜イングリッシュガーデン(2022年11月)。
秋バラが満開の横浜イングリッシュガーデン(2023年11月)。

花数こそ春と比べて少なくなるものの、一輪一輪の品質が高く重厚感があるのは秋ならではの魅力です。病害虫の発生しやすい日本の気候条件の下で夏を越し、秋バラを美しく咲かせるには、適切な管理が必要。横浜イングリッシュガーデンが自信を持ってお届けする美しい秋バラを、じっくり見て香りを嗅いで、堪能してください。

バラのほかにも、秋らしい植栽がいっぱいです。22品種ものコスモスやシュウメイギク、穂が美しいオーナメンタル・グラス、カラーリーフのコリウスなど、秋を代表するさまざまな植物が競演中。夕日に長く伸びる花影さえも目を見張る美しさです。

11月2日(木)からは秋の装飾イベント第2弾「ハーヴェスト・ディスプレイ」にお色直し

「ハーヴェスト・ディスプレイ」2023年の様子。

2023年11月2日(木)~11月23日(木祝)は、収穫祭をイメージしたイベント装飾「ハーヴェスト・ディスプレイ」に園内はお色直しをしました。今年のテーマは「サンクスギビング」。楽しい秋の食卓をイメージしたテーブルセッティングが登場しています。実りの秋を祝う楽しい雰囲気のディスプレイと秋バラを眺める期間限定の素敵なガーデンを散策しましょう!

入園してすぐ賑やかなハーヴェスト・ディスプレイが皆さまをお出迎えします。2023年の様子。
大輪のダリアやコスモス、ケイトウ、グラス類などが彩りとなり華やかなハーヴェスト・ディスプレイ。2023年の様子。

秋色の植物が大集合! ハンギングバスケットコンテスト

2023年のコンテスト展示の様子。

毎年11月に開催するハンギングバスケットコンテストの開催は、2023年で第11回目。全国から個性の光る魅力的なハンギングバスケットの作品の数々が一同に会し、その技術力とセンスを競います。多数の作品がずらりと並ぶ、見応えのある展示をお見逃しなく。

「第11回 横浜イングリッシュガーデン ハンギングバスケットコンテスト」

展示期間:11月10日(金) ~19日(日) 10:00~18:00 ※最終日は15時まで
コンテストの種類 :① 壁掛けタイプ(募集数/80 作品)② 吊り下げタイプ(募集数/20 作品)
表彰式:11月19日(日) 予定
主催 :(一社)日本ハンギングバスケット協会神奈川支部、横浜イングリッシュガーデン

「YEG Original CAFE」に新メニュー登場!併設のショップで秋植え苗やガーデングッズのお買い物もおすすめ

併設のカフェ「YEG Original CAFE」では、クリスマスをイメージした「ミニパフェ サパンドノエル」を発売中。ソフトクリームとベリーケーキを両方楽しめる欲張りなミニパフェです。また、ショップでは、パンジービオラの苗や英国製ウィッチフォードの植木鉢など続々入荷。ガーデングッズのお買い物もお楽しみください。

TVアニメ『聖女の魔力は万能です Season2』コラボ企画開催

TVアニメ『聖女の魔力は万能です Season2』と「横浜イングリッシュガーデン」がコラボレーション! 園内ではキャラクターパネルの展示のほか、クイズラリー、カフェではオリジナルメニューを販売。園内にランダムに設置されたクイズに全問回答するクイズラリーでは、正解された方にオリジナルステッカーをプレゼント。また、園内カフェでのコラボメニューをご注文いただいた方には、ポストカードをプレゼントします(5種からランダムに配布)。*詳しくは、横浜イングリッシュガーデンHPをご覧ください。

写真撮影が楽しいと好評の「ハロウィン・ディスプレイ」2023年のテーマは大人シックな「ゴシック・ホラー」 ※今年の展示は終了しました

横浜イングリッシュガーデンのハロウィン・ディスプレイの様子(2023年)。

年々、素敵な仮装をした来園者も増え、楽しさも倍増している恒例のハロウィンをテーマとしたディスプレイは、2023年9月16日(土)から10月31日(火)まで開催。今年は、ローズトンネルの下にゴシック・ホラースタイルのテーブルセッティングが登場! 椅子やキャンドルが宙を飛ぶ⁈ 不思議空間を演出。大人シックなハロウィンの雰囲気を楽しんでいただけます。

横浜イングリッシュガーデンのハロウィン・ディスプレイの様子(2023年)。

また、大小さまざまな陶器製のジャック・オー・ランタンが多数並ぶフォトスポットや、芝地にはセメタリーガーデンをイメージしたディスプレイなど、ハロウィンとガーデンの植物がコラボレーションしています。コリウスや美しい穂を揺らすグラス類など、秋の庭演出も参考になりますよ。

芝生のエリアもハロウィン・ディスプレイ。周囲の木々のフォルムの違いもハロウィンの雰囲気を盛り上げています。 お見逃しなく!

園内に入ってすぐに驚きがあり、園内のあちこちに映えるフォトスポットがあります。秋の植物も彩りに加わる、この時期ならではのガーデン散策をぜひお楽しみください。

10月27日(金)〜29日(日)3日間限定のライトアップイベント!輝く「ハロウィンナイト」開催 ※会期は終了しました

期間限定公開の、横浜イングリッシュガーデン「ハロウィンナイト」の様子(2023年)。

10月27日(金)〜29日(日)の3日間限定で、ハロウィン装飾のライトアップを楽しめる夜間イベント「ハロウィンナイト」を実施します! 通常、日没後の園内はご覧いただけませんが、ハロウィン装飾のランタンに明かりを灯し、営業時間を20時まで延長して開園いたします。昨年よりもボリュームアップした照明でハロウィンらしさを演出します。普段は味わえない、幻想的な夜のガーデンをお楽しみください。

【「ハロウィンナイト」イベント概要】

期間限定公開の、横浜イングリッシュガーデン「ハロウィンナイト」は、秋が見頃の植物や咲き始めた秋バラのライトアップも見どころ(2022年)。

開催日:2023年10月27日(金)・28日(土)・29日(日)
開催時間:17:30~20:00(最終入園19:30)
*入園時間は、①17時半以降/②18時半以降の2部制です。滞在時間の制限はありません。
イベント入園料:大人1,000円/小中学生500円/未就学児無料

●「ハロウィンナイト」イベントチケットは、ネット予約にて販売中。こちらから事前にお求めください(予約販売上限に達した場合、予約受付は終了)。

※悪天候の場合は中止または順延となる場合がございます。公式 HPでご確認ください。
※開催日当日に限り、無料送迎バスを延長して運行します。時刻表などは、当園公式 HPをご確認ください。
※開催日当日は、17:00 で通常営業を終了し17:30より「ハロウィンナイト」を開催(特別イベントのため、通常営業時間に来園され17:30以降に再入園される方、YEG メンバーズ様もイベント料金が必要です。通常入園時の各種割引は適用されませんのでご了承ください。

芝生が広がるエリアも周囲の木々がハロウィンナイトの雰囲気を盛り上げます(2023年)。
期間限定公開の、横浜イングリッシュガーデン「ハロウィンナイト」の様子(2023年)。

ハロウィンの起源を知ってお祭りを楽しもう

横浜イングリッシュガーデンのハロウィン・ディスプレイの様子(2023年)。

日本でも毎年恒例のイベントとなった10月31日のハロウィン(Halloween)は、キリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日、11月1日の「諸聖人の日」「万聖節」(All Hallo)の前夜祭(All Hallo Eve)。先祖の霊をお迎えするとともに悪霊を追い払い、秋の収穫を祝うというヨーロッパが発祥のお祭りです。日本では「仮装の日」というイメージがありますが、本来の意味は「秋の彼岸」に似ているかもしれませんね。

横浜イングリッシュガーデンのハロウィン・ディスプレイの様子(2023年)。

ハロウィンの起源は、古代ケルトのドルイド教で行われていた「サウィン祭」といわれています。古代ケルトの暦では新年を11月1日とし、前日にあたる10月31日の大晦日の夜に先祖の霊が帰ってくると信じられていました。ところが、悪霊も一緒にやって来て、収穫した作物に悪影響を与えたり、子どもをさらうなど悪事をはたらくといわれていたのです。そこで人間は、悪霊から身を守るために仮面を被ったり、仮装をして悪霊の仲間に扮し、魔除けの焚き火をしていたといわれます。これがハロウィンにお化けの仮装をする由来です。

ハロウィンに欠かせない「ジャック・オー・ランタン」とは

横浜イングリッシュガーデンのハロウィン・ディスプレイの様子(2022年)。

ハロウィンで欠かせないのがシンボルとして使われるカボチャ。目・口・鼻の形をくり抜いて中にキャンドルを灯してランタンに仕立てたものを「ジャック・オー・ランタン」と呼びますが、そのジャックとは、アイルランドの物語に登場する男性の名前です。ジャックは生前、悪いことを繰り返し、魂を取ろうとやってきた悪魔さえも騙すような行為をしたことから、地獄に堕ちることすらできず、死後もランタンに火を灯して闇夜をさまよい続けたという物語に由来します。愉快で可愛い印象のオバケカボチャですが、そのじつ業の深い人間の姿だったというわけです。ジャックはいまだ闇夜をさまよい続けているのでしょうか…。

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