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花の庭巡りならここ! 樹齢400年のバオバブを見に行こう「広島市植物公園」
熱帯植物が息づく大充実の温室は必見!屋外庭園も四季折々に見どころ満載 1976年にオープンした、歴史のある「広島市植物公園」。市民の憩いの場を目的に、都市公園として整備されました。敷地は18.3ヘクタールに及び、大人の足でゆっくり歩いて3時間はかかる規模。園内では約1万種類、約20万本の植物を観賞することができます。 冬の時期、特に注目したいのが充実した温室で、「大温室」をはじめ、「サボテン温室」「展示温室」「熱帯スイレン温室」「ベゴニア温室」「フクシア温室」「栽培温室」があり、延べ3,923㎡もの面積。大温室内だけでも約700種類、約5,000株が息づき、生態・生育環境によって4つのコーナーに分けて展示されています。 特筆すべきは、大温室で見られる日本最大のオーストラリアバオバブです。幹の最大直径は約2mに及び、推定樹齢はなんと約400年。2019年8~9月には、導入後初、国内では2例目の開花が見られました。 一方、屋外には「大花壇」「カスケード」「芝生広場」「花の進化園」「日本庭園「樹林観察園」などがあり、エリアごとに見応えのあるシーンをつくっています。春はウメ、サクラ、ツツジ、シャクナゲ、バラ、フジ、夏はハナショウブ、アジサイ、秋はコスモス、秋バラ、菊、落葉樹の紅葉などが見どころに。四季を通して世界の植物を観賞でき、いつ訪れても癒やしのひとときを過ごすことができます。 また、「広島市植物公園」では、園内の植物ガイドや植物の育て方の講習会、クラフトのワークショップなどのイベントを定期的に行っています。2020年2月22日~3月1日は「クリスマスローズ展」と「春の特別ラン展」(大温室他)を開催予定です。 これだけの広い敷地ですから、休憩所のチェックもしておきましょう。園内には「森のcafe」と「森のレストラン」の2店舗がありますよ。「森のcafe」はログハウス風の外観が目印で、メニューはコーヒー、紅茶が310円、ケーキセット510円、香味野菜のカレーライス530円、ボロネーゼ、カルボナーラ各720円など。 「森のレストラン」は、うどん定食700円、和風定食、トンカツ定食各800円など。(「森のレストラン」は2019年12月~2020年2月まで土・日・祝祭日のみ営業)。飲食物の持ち込みもOKなので、ピクニック気分で訪れてもよさそうです。たっぷり時間をかけてレジャーを楽しめる「広島市植物公園」に、ぜひ出かけてみましょう! 真冬も温室では植物が元気いっぱい!カラフルな熱帯植物の花々に癒やされよう 「広島市植物公園」の温室が充実していることは前述の通りですが、写真のベゴニア温室では、約680種類2,000株のベゴニアを展示。大輪で豪華な花が美しい「球根ベゴニア」はアンデス山脈に自生する野生種をもとに作り出されました。世界で一番美しい花と呼ばれています。 15~25℃の温度と、長日(光の当たる時間が長い)条件を好むため、ベゴニア温室では夏は冷房、冬は暖房を行うとともに、夜間照明をつけるなど、開花調節を行って、球根ベゴニアを一年中楽しめるようにしています。 写真は「サボテン温室」の様子で、約320種類500株を植栽。この温室で一番大きいサボテンは、60年以上生きていると推定されます。 見どころは、たった2枚の葉で一生を過ごす植物のキソウテンガイ(奇想天外)。 コンブのような葉をズルズルと伸ばし続けます。自生地アフリカには、大きなものでは樹齢千年以上といわれるものもあります。 プセウドボンバックスは落葉性ながら幹に葉緑素があり、葉がない時も光合成をしています。そしてモクキリン(杢キリン)は一見、ブーゲンビレアのようですが、本当はサボテンの仲間。コノハサボテンと呼ばれ、10~11月にきれいな花を咲かせます。 屋外庭園では、季節が巡るごとに見どころのエリアがリレーする 「広島市植物公園」には「梅園」だけでなく「日本庭園」にも梅が多数植えられており、見頃は2~3月。約50品種、約170株の梅が咲く梅園には、一足早く春の訪れを感じることができます。写真は日本庭園の枝垂れ梅。立派な枝ぶりで迫力がありますね! 写真は正門を入ってすぐのところにある、大花壇の4月頃の様子です。この時期はチューリップやベゴニア、ポピーなどが満開に。このエリアは一年草を中心とした花壇で、年に5、6回植え替えを行っており、季節ごとに異なるシーンを楽しめます。毎年春にはコンサートやクラフトのワークショップが行われるほか、特設屋台が登場して食べ歩きができる「さくらまつり」を開催。夜間開園の日もあるので、お花見に出かけてみましょう! 「広島市植物公園」のバラ園の見頃は、5月中旬~6月中旬と10月中旬~11月上旬。約700品種、約1,000株のバラが植栽されています。 特に歴史的に重要な古品種やオールドローズなど、貴重品種の収集に力を入れており、後世に残したい優れた品種を多数展示しています。ほかにも、広島で生まれた品種、世界の各都市から平和メッセージとして寄贈を受けた株など、国際平和文化都市広島にちなむ品種や、世界中から集めた野生種などを展示しています。 また、5月には、「ローズフェスティバル」を開催。栽培講習会やバラに関するミニ講座、クラフトコーナー、バラ園のガイドツアーなどを催しています。 園内にある「ハナショウブ園」の見頃は6月です。100品種、1,000株のハナショウブが華やかに咲き競う姿が見られます。 ハナショウブが見頃になる6月は、アジサイも満開に。約140品種、約1,900株が植栽されています。この時期は、「ハナショウブ&アジサイまつり」を開催。ハナショウブやアジサイの育て方の実演会、園内の植物ガイド、お茶会など、楽しい企画が目白押しです。 11月初旬~下旬は、紅葉の季節。カエデ園や日本庭園では、モミジの仲間を中心とした紅葉が楽しめます。また、樹林観察園では西南日本の低地にある常緑広葉樹林を構成する樹種と、高地で落葉広葉樹林を構成する樹種の紅葉の両方を一度に観賞できるのが特徴です。このほかにも、世界三大紅葉樹(ニシキギ、スズランノキ、ニッサ)、ドウダンツツジなどの生け垣、イチョウをはじめとする高木の紅葉も見応えがあります。 園内で雪つりが見られるのは11月頃から。雪つりは日本庭園の冬景色の大きな要素となっています。また、ツバキやサザンカなど、冬に咲く花の雪化粧も魅力的です。この時期は「花と光のページェント」(夜間開園)を開催しており、キャンドルとイルミネーションが織りなす幻想的な景色を楽しめます。 季節の花苗が揃うフラワーショップ&オリジナルグッズも扱う土産物店 園内には、フラワーショップもありますよ! 草花コーナー、山野草コーナーがメインで、寄せ植えの販売も。園内の展示に合わせて植物を入れ替えており、季節によって品揃えが変わるので、たびたび訪れたいですね。 「広島市植物公園」では、お土産コーナーも充実しています。押し花商品、草木染め商品、メダル、陶器類、木製品、ポストカード、菓子類が揃います。特に人気が高いのは、カープコラボTシャツ2,500円、草木染めハンカチ500円、オリジナルポストカード400円、木製キーホルダー800~1,000円です。 Information 広島市植物公園 所在地:広島県広島市佐伯区倉重三丁目495TEL:082-922-3600 http://www.hiroshima-bot.jp/ アクセス: バス/広電バス 植物公園経由薬師が丘団地行広島バスセンターから(2番のりば)約40分、JR、広電五日市駅北口から(1番のりば)約20分車/広島市内中心部から約30分、山陽自動車道五日市IC又は廿日市ICから約15分(約7㎞) オープン期間:通年 休園日:金曜、12月29日~1月3日 営業時間: 9:00~16:30(※入園は16:00まで) 料金:18歳~64歳510円、65 歳~170円、高校生・高校生相当年齢170円、中学生以下無料※18歳に達する日以降の最初の3月31日までは『高校生・高校生相当年齢』になります。※「65歳~」の入園料は、年齢が確認できる公的証明書(健康保険証・運転免許証など)の提示が必要です。※身体障害者手帳・療育手帳などを提示されると入園料は免除になります。※団体割引(30名以上)、年間パスポートもあります。 駐車場/532台、軽・普通車450円
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花の庭巡りならここ! 圧巻の花畑で感動体験を「世羅高原農場」
圧倒的なスケール感の花畑で植物が織り成すハーモニーを楽しむ 広島県の高原地帯で、4つのシーズン期間限定で開放されている「世羅高原農場」。もともとは葉タバコを生産していましたが、規模を縮小したのを機に、畑が荒れるのを防ぐため、ヒマワリを植えたのが1994年のことでした。 群植されたヒマワリが、いっせいに開花する姿が口コミで広がり、観光客が増加。それをきっかけに年々整備を進め、四季を通して花々が咲き誇り、飲食店やショップも充実する花観光農園として、今や大人気のスポットになりました。 「世羅高原農場」の敷地は15万㎡で、大人の足でゆっくり歩いて1時間半〜2時間かかる規模です。春は桜とチューリップ、夏はヒマワリ、秋はダリアと、それぞれの季節に咲く花を群植し、圧倒的なスケール感を演出。同じ場所を使っていると土が痩せてしまうため、1年ごとに植栽をローテーション、毎年違った花風景が広がります。 デザインや植栽を手がけるのは、農園スタッフのみなさん。「今年はどんな仕掛けを?」と、皆で出し合うアイデアもおもてなしの精神で年々グレードアップしており、リピーターも多く訪れます。 開催中にはさまざまなイベントのほか、押し花クラフトや風鈴の絵付け体験なども随時行っています。お子さんのいる家庭では、一日遊べるレジャーに最適ですね。バーベキューもできるレストランやカフェなどの飲食店、地元の名産品や雑貨、花苗などを扱うショップも充実。ぜひ足を運んでみましょう! 桜、チューリップ、ヒマワリ、ダリア見頃期間を絞っての公開がヒット! 「さくら祭り」が開催されるのは、見頃の4月上旬〜中旬頃。約10品種、800本の桜が園内をピンクに染め上げます。飲食物の持ち込みはOKなので、お弁当を広げてお花見を楽しむのもいいですね。同じ時期には、ヒヤシンス、ムスカリ、スイセン、パンジー、ユキヤナギ、レンギョウなどが開花しています。 「チューリップまつり」は4月中旬〜5月中旬に開催。300品種、75万株で彩られる景色は圧巻です。毎年配色やデザインを変えているので、春を楽しみにしているファンも多いとか。早咲きや遅咲きのチューリップを組み合わせて、長い期間楽しめるように工夫されています。この期間は、園内で四つ葉のクローバーを見つけたお子さんには、プチプレゼントがありますよ(子ども入場券を持っている方対象)! 8月上旬〜下旬には、50 品種、110万本のヒマワリが見頃になって「ひまわりまつり」が開催されます。エリアごとにテーマを決めて植栽され、高さ2mにも達する品種の群植や、珍しい品種を集めた「見本園」、赤いヒマワリを集めたコーナー、八重咲きのヒマワリでつくられた迷路などが登場。ひまわり畑の中に入って写真を撮ることもできます。 ひまわり畑を一望できる展望台もありますよ! 写真映えする外観がいいですね。花畑の中にもフォトスポットが用意されているので、ぜひ記念写真を! お盆期間限定で、約4mの高さにヒマワリの生花を使って彩られる「ひまわりタワー」も設置されます。 「ひまわりまつり」開催中には、ブルーサルビアも見頃を迎えます。約3万株が植栽されており、花穂をすらりと伸ばして涼やかに咲き、ヒマワリとのコントラストが鮮やかです。秋に開催される「ダリア祭」まで、長期間にわたって咲き続けます。 秋の「ダリア祭」期間は9月中旬~10月下旬です。まるで見本市にも匹敵する規模の約550品種がコレクションされ、7,500株が植栽されています。ダリアにはさまざまな咲き方があり、花のサイズ、草丈なども多様ですから、好みのダリアを探すのもいいですね。新品種ばかりを集めたコーナーもあり、ダリアのトレンドに触れることができます。10月の3連休には、約8,000輪のダリアを敷き詰めて花模様を描くイベントを開催します。 農耕民族の血が騒ぐ、秋の収穫祭!クラフト体験は随時実施 「収穫祭」は10月末、または11月最初の土・日に開催。ダイコン1本100円で、収穫に参加できます。ダイコンの品種は‘役者横丁’で、平均約2.5kgになるビッグサイズ。汚れてもいい服装で出かけてくださいね。2日間で2万本限定、なんと一人当たりの数に制限はありません。もちつきイベントも行われ、参加者1,000人分のおでんが無料でふるまわれますよ! 「世羅高原農場」では、押し花クラフト体験を随時行っています。事前予約の必要はなく、「花カフェ」のレジスタッフに声をかけて申し込みをすればOK。ドライフラワーの歯ブラシ立て&レジンの箸置きづくりの体験ができます。参加費は500円〜、所要時間は約20分です。 ショップでは特産品やおしゃれ雑貨をゲット!「世羅バーガープロジェクト」にも注目 写真は、花鉢やガーデニンググッズ、花をモチーフにした雑貨などを扱う「花ショップ」。お土産向けに、オリジナルパッケージの商品が人気です。オリジナル刺繍のふわふわハンカチ550円がオススメ。それぞれの季節の花が刺繍されています(消費税変更等により価格は変動の可能性あり)。 「世羅高原農場」園内には、2019年に新しく「フォレストショップ」ができました! 世羅町内の9軒の飲食店と協力して、「世羅バーガープロジェクト」を展開。地元の旬の食材を使い、毎年サンドする具を変えて名物バーガーを販売しています。写真は2018年に大人気だった「世羅高原豚×ゆり根 ミルフィーユバーガー」700円。 花畑を眺めながら、ティータイムを楽しめる「花カフェ」で、ゆったりとくつろぐのもいいですね。営業時間は9:00〜16:00(ラストオーダー)、定休日なし、客席数はテラス席も合わせて約70。 人気を呼んでいるのはハーブティーで、味は日替わり(410円)。ショップが併設され、ハーブティーの茶葉やハーブが香るサシェ、ハーブが施された枕など、ハーブ雑貨を多数取り扱っています。 Information 世羅高原農場 所在地:広島県世羅郡世羅町別迫1124-11TEL:0847-24-0014https://sera.ne.jp/ アクセス: 山陽自動車道世羅ICから世羅高原まで約12km、約15分 オープン期間:さくらまつり/4月上旬~中旬、チューリップまつり/4月中旬~5月中旬、ひまわりまつり/8月上旬~下旬、ダリア祭/9月中旬~10月下旬、収穫祭(大根まつり)10月末または11月最初の土日 休園日:なし 営業時間:9:00~17:00(大型連休中は8:00〜18:00に時間延長になる場合有) 料金:大人800円、小人(4歳〜小学生)400円 駐車場:1,000台(無料)
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花の庭巡りならここ! 期間限定の花畑観光スポット「Flower village 花夢の里」
Spring has come! ─春が来たよ! 草花たちがその喜びを表現する花畑 2017年にオープンした「Flower village 花夢の里」は、毎年4月上旬〜5月中旬の期間限定でオープンする、花畑の観光スポット。4万㎡もの敷地に、ピンク・白・赤・青紫の芝桜が綾なす芝桜のエリア、ブルー一色に染まるネモフィラのエリア、輝くような黄色で埋め尽くされる菜の花のエリアが登場します。ゆっくり歩いて、1時間30分ほどの散策を楽しめますよ! オープン以来、要望に応えて配色のメリハリを工夫したり、混雑を解消するために散策ルートを網の目に変えたりと、年々進化を続けている花畑です。丘の斜面にあるために、面を埋め尽くすように植栽された花々がダイナミックに映え、写真撮影にも熱が入りそう。豊かな里山の借景も素晴らしく、ヒバリの楽しそうなさえずりも近くに聞こえて、自然のリラクゼーションを誘います。 「Flower village 花夢の里」には食事を提供する「あおぞら食堂」があり、気取らずになごめる、田舎風の雰囲気にこだわっています。屋根つきのテラス席には飲食物の持ち込みもOK。敷地内にはショップもあり、地元の特産品がずらり。旅の記念やお土産に、ぜひ立ち寄ってみましょう! 芝桜の鮮烈なピンクに生命力を感じ ネモフィラのパステルブルーに癒される エントランスから入ってセンター通路の右手に見えるのが、芝桜のカーペット。約45万株、ピンクをメインに赤、白、青紫の花色でアクセントをつけています。ピンク一色に染め上げたエリアもあれば、花色を組み合わせてアーティスティックな文様を描いたエリアも。這うように茎葉を広げる芝桜が、すっかり地面を覆い尽くす壮大な風景です。風がそよぐと、優美な甘い香りに包まれますよ! 後方には菜の花がつくる黄色のエリアもあります。 センター通路の左手に見えるのは、西日本最大級を誇るネモフィラの花畑。なんと100万本が植栽されています! パステルブルーの花色と、空の青とのコンビネーションが素晴らしいですね。自然豊かな土地で、借景に人工物が一切ないのも花畑の美しさを引き立て、癒し効果を高めるのに一役買っています。 毎年配色やデザインを変えて制作している、フォトスポットの「芝桜ウォール」で、記念撮影をどうぞ。幅5×高さ3mのサイズなので、グループでもきれいに写真に収まります。2019年の開園期間は元号が変わる5月1日を挟んでいるので、このおめでたい機会を祝して、新たな芝桜のウォールデコレートを計画中です! 写真は高さ3m、長さ20mの「展望通路」です。芝桜のカーペットの景色を写真に収めるのにちょうどいい高さを導いて作ったもので、これより高くても低くてもダメなんです! フォトジェニックな写真が撮れると、大人気のエリア。高い場所が苦手な方や、体力のない方、車椅子の方に向けて手前にも幅広でゆるやかなスロープがあり、2ルートを確保しています。 週末を中心に、クラフト体験コーナーや 子ども向けのポニー乗馬などイベントも多彩 2019年は、ゴールデンウィークを除く月・金・土に、クラフト体験イベントの「ハーバリウムアロマディフューザーづくり」を開催。ハーバリウムとしても芳香剤としても楽しめます。予約不要、材料や道具は揃っているので手ぶらで参加OK。制作時間は15〜20分、参加費1,500円。4月27・28日には「ハーバリウムづくり」(体験料2,000円)も行われます。 2019年5月3・4・5日には「ポニーこども乗馬体験」が催されます(雨天中止)。時間帯は10:00〜15:00、料金は300円。ポニー3頭が登場し、プロの調教師がついてサポートしてくれるので安心です。毎年子どもたちに大人気のイベントで、みんな最高の笑顔で写真に収まりますよ! 地場産品が大集合する土産物店は必見 気取らない田舎風食堂の昼ごはんもおいしい! 「お土産処 なごみ」では、地元の特産品が豊富に揃うので、ぜひお立ち寄りを。主な価格帯は500〜1,000円で、手に取りやすい値段で揃えているのが嬉しいところ。「あれも、これも!」と目移りしてしまいそうです。オススメはオリジナル商品の「ネモフィラクッキー」600円、香りのよい桜餡を使った「芝桜大福」600円。 食事処もあり、「あおぞら食堂」のメニューは8種類。カレーや天丼など価格帯は600〜800円。オススメは「桜うどん」700円で、桜の葉を練り込んだ、桜色の麺を使っています。麺をすすると桜の香りがふわりと鼻に抜ける、上品な味わいです。「里の男前セット」800円は山賊握りにおかず7品目がついてボリューム満点! 隣接のテラス席で景色を楽しみながらの食事は会話も弾み、いっそうおいしく感じます。 Information Flower village 花夢の里 所在地:広島県世羅郡世羅町上津田3-3 TEL:0847-39-1734 https://sera.ne.jp/ オープン期間:4月上旬~5月中旬 休園日:なし 営業時間:9:00~17:00 ※大型連休中は8:00~18:00に延長する場合あり 料金:大人800円、小人(4歳~小学生)400円 駐車場:700台(無料) 併せて読みたい ・花の庭巡りならここ! 四季を通して花のカーペットで彩られる「国営備北丘陵公園」 ・初めてのガーデニング!育てやすい「春を告げる」旬の宿根草オススメ5選 ・小さな庭と花暮らし「春を知らせる球根花、スイセンとチューリップ」 Credit 取材&文/長田節子 ガーデニング、インテリア、ハウジングを中心に、ライフスタイル分野を得意とするライター、エディター。1994年より約10年の編集プロダクション勤務を経て、独立しフリーランスで活動。特にガーデニング分野が好きで、自身でも小さなベランダでバラ6姉妹と季節の草花を育てています。草花や木の名前を覚えると、道端で咲いている姿を見て、お友達にばったり会って親しく挨拶するような気分になれるのが醍醐味ですね。 https://twitter.com/passion_oranges/
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花の庭巡りならここ! 四季を通して花のカーペットで彩られる「国営備北丘陵公園」
広大な花風景に癒されるスポット 1995年に開園した、34,000㎡もの面積をもつ「国営備北丘陵公園」。森と湖(国兼池)に囲まれた緑豊かな自然の環境に恵まれ、リフレッシュに訪れるのにうってつけの公園です。「ふるさと・遊び」をテーマにしたレクリエーション施設が多様に揃っていますが、花を愛でに訪れるなら「花の広場」「みのりの里」「ひばの里」エリアを園内マップでチェックを。敷地が大変広く、公園全体を歩けば2時間以上はかかるため、目的のエリアにターゲットを絞って最寄りの駐車場を利用するのがオススメです。 敷地の広さを生かして季節の花を群植し、面で魅せる風景が「国営備北丘陵公園」の魅力です。春はスイセン、チューリップ、ネモフィラ、初夏はアジサイ、夏はヒマワリ、秋はコスモスが満開になります。また、各季節の開花時期に合わせて「スイセンファンタジー」「備北花ピクニック」「備北夏まつり」「備北コスモスピクニック」などのイベントを開催。期間中の週末を中心に、ワークショップやコンサートが開かれます。 春は丘陵一面をスイセン、チューリップ、ネモフィラが覆い尽くすように咲く 写真は「国営備北丘陵公園」にて、3月下旬〜4月上旬に見頃を迎える「みのりの里 スイセンガーデン」。約15,000㎡の敷地に約700品種150万本のスイセンが咲き乱れ、丘一面を覆い尽くします。このエリアでは3月下旬にウメが、4月上旬にハナモモが見頃に。花木とスイセンとのコラボレーションによる、華やかな景色を楽しみましょう。 「花の広場」のエリアでは、4月中旬からチューリップが見頃を迎えます。15,000㎡の敷地に10品種、25万株のチューリップを群植。2018年春に「はなの展望台」がリニューアル。展望台から花のカーペットを一望できるので、ぜひ上からのフォトジェニックな写真を撮りましょう。チューリップの後はビオラ、アイスランドポピーへと咲き継がれます。 また、同時期に「みのりの里 ピクニック広場」のエリアでは、ネモフィラが丘一面に咲く景色を楽しめるので、こちらへもぜひ足を運んでください。 初夏は1万株のアジサイを夏は5万本のヒマワリを愛でよう 「ひばの里」エリアのアジサイは、6月下旬〜7月上旬が見頃。100品種1万株が植栽されています。明治から昭和初期の里山の風景を再現した「ひばの里」の風景と共に、風情のあるアジサイの姿を楽しみましょう。ちなみに園内は、リードをつけていればペットの同伴もOK。ワンちゃんと一緒に散歩を楽しむのもいいですね。 また、アジサイと同じ時期に見頃を迎えるのが、約50品種1,500株のハナショウブ。こちらは6月中旬頃が見頃です。 「みのりの里」エリア内にある「ピクニック広場」では、約5,000㎡に、約5万本のヒマワリが植栽されています。8月上旬〜中旬が見頃のピーク。ヒマワリ畑に入ることはできませんが、周辺に道があるので間近に見ることができます。一斉に同じ方向に顔を向けるヒマワリの姿は、壮観のひと言! 秋はコスモス畑の壮大な景色を楽しみ冬はイルミネーションのナイトガーデンを満喫 「花の広場」エリアでは、9月下旬〜10月上旬に180万本のコスモスが一面を埋めるように開花します。この付近ではケイトウ、ジニアも見頃に。園内は飲食の持ち込みが自由ですから、空が澄んで、渡る風がすがすがしい秋のレジャーシーズンに、ピクニック気分で出かけてはいかがでしょうか。 「国営備北丘陵公園」では、11月10日〜翌年1月14日(2018〜2019年秋冬)に、イルミネーションが点灯します。点灯時間は17:30〜21:00(入園は20時まで)。 特に11月下旬の紅葉の時期は、ライトアップと相まって幻想的な景色に包まれます。 「ILLUMI&花火のコラボ」は、満天の星空の下、打ち上がる花火とイルミネーションの光景をお楽しみいただける大人気イベント!(開催日は毎年異なります。詳細はHPでご確認ください)。 樹木や地形を生かした奥行きのある光景が楽しめ、敷地の広い公園ならではのバラエティーに富んだ景色が広がります。ウインターシーズンならではの、光の花咲くナイトガーデンを楽しみましょう! 「ひばの里」エリアでは、1月下旬〜2月中旬に「冬咲きぼたん展」を開催。白雪の舞う中、雪囲いに守られて凛と咲く、冬咲きぼたんの可憐な姿には心を打たれるものがあります。 ちなみに、「ひばの里」のすぐ隣のエリア「中の広場」には「お食事処 中の茶屋」があるので、歩き疲れた時には休憩にご利用を。ランチの価格帯は550〜1,000円。ソフトクリームやかき氷などもあります。また、売店「ランバス」では、地元銘菓や特産品などが多数揃うので、お土産をお探しなら、ぜひ足を運んでみてください。 Information 国営備北丘陵公園 所在地:広島県庄原市三日市町4-10TEL:0824-72-7000(備北公園管理センター)http://www.bihoku-park.go.jp/ アクセス:車/中国道庄原ICより、北入口:約5分、中入口:約10分中国横断道三次東JCT・ICより、中入口:約15分 オープン期間:周年 休園日:月曜(「備北花ピクニック」「備北夏まつり」「備北コスモスピクニック」「備北イルミ」期間中は毎日開園)、12月31日、1月1日 営業時間:9:30~17:00 (3~6月・9~10月)、9:30~18:00(7~8月)、9:30~16:30(11月~翌年2月) ※入園は閉園時間の1時間前まで 料金:大人/450円、中学生以下/無料、シルバー(65歳以上)/210円 駐車場:有り・普通車2,460台、大型車40台(普通車310円/大型車1030円/二輪100円)