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素敵な発見がたくさん! 園芸ショップ探訪20 福岡「GARDEN DESIGN MOMONOKI」
庭づくりのヒント満載! 多彩な樹木が揃うショップ ショッピングモールのリラックススポット「GARDEN DESIGN MOMONOKI」。多彩なグリーンのグラデーションがエントランスを彩り、モール内の買い物客に楽しみと癒やしを提供しています。 エントランスで一番目を引くのが、巨大なアガベ・アメリカーナ。シャープで隆々とした大きな葉は抜群の存在感を放ち、テーマパークのワンコーナーのような印象です。 ガラス張りの建物の前には、針葉樹やオージープランツなどの個性的な鉢植えが並び、アガベとともに異国情緒を漂わせています。 見慣れない植物が並ぶ「GARDEN DESIGN MOMONOKI」は、世界の個性的な樹木の生産・卸を行う人気ナーセリーのアンテナショップ。このナーセリーは、第一線で活躍する造園家や園芸店のバイヤーが日本中から買いつけに来る農園です。その評判が伝わり、たくさんの一般の人々から購入希望が多く寄せられたため、8年ほど前に小売りのショップをオープン。数多くの植物の中から一般家庭におすすめのものをセレクトし、草花や雑貨とともに素敵なシーンを提案しながら販売しています。 ショップ内にはさまざまなシーンが設けられ、まるで洋書のページをめくっているかのよう。このデザイン・コーディネートは、ナーセリーのスタッフでもある春香さんがメインとなって手掛けました。ショップのコンセプトは「庭づくりに役立つこと」と春香さん。魅力的なシーンをたくさんつくることで、樹木の使い方を分かりやすく提案できるよう心掛けています。また、個人邸や店舗の庭など、それぞれのスタイルに合わせた設計・施工の相談にも応じ、好評です。 植物を美しく見せるコツは すっきりと 植物のラインナップにもこだわりやアイデアがたくさん。什器や構造物は、植物の葉の美しさを損なわないよう、シックな色合いで統一。個人邸を訪れたような、すっきりとしたコーナーづくりが、店舗内を魅力的にまとめ上げています。 ナチュラルでデザイン性のある空間を生み出している春香さん。そこには、大学で造園を学んだあとに研修でステイしたアメリカ・オレゴン州のナーセリーでの経験が大きく影響しています。「あちらのナーセリーは日本とは異なり、樹木を入れるポット、作業服、年季の入った道具など、どれもデザイン性があるものを使っていたんです。植物を生産してそれをただ見せるだけでなく、トータルで魅力を伝えることが大切だと感じました」。帰国してしばらくしたのち、ご両親が営むナーセリーのアンテナショップを立ち上げた春香さんは、アメリカで見聞きしたことを店づくりに盛り込みました。 店舗内の園路は、さまざまなレンガを枕木や自然石と合わせてラフに敷設。遊び心がさりげなく盛り込まれ、変化に富んだしつらいは、ガーデンデザイナーならではの飽きのこないデザインです。 カフェのような建物内の売り場は アート感覚あふれる空間 建物内の細長い空間では、観葉植物や多肉植物、食虫植物のほか、寒さに弱いデリケートなタイプの植物を販売しています。ここは、以前入居していた店舗が使っていた売り場を春香さんが大きくリノベーションしたもの。外の売り場とは趣ががらりと変わり、春香さんのアート感覚が感じられる場所です。 多彩な品揃えが魅力! 農場のような樹木売り場 樹木を中心とした植物売り場は、ナーセリーのアンテナショップならではの充実の品揃えです。トウヒなどのコニファーやオージープランツをはじめ、斑入り・銅葉・黄葉などの葉色が楽しめる樹木や、観賞価値の高い植物が、ずらりと3列に並んでいます。 オレゴンのナーセリーで見たような、おしゃれで楽しい風景づくりを心がけた樹木売り場。植物の並べ方には、選びやすい工夫も施されています。 小さな農場のような売り場で見つけた 素敵な樹木をご紹介! 左/リューコスペルマム:エキゾチックな花が魅力。鉢植えで育てるとよい。 中/クラブアップル‘ロイヤリティー’:ピンクの花後に実がなる。銅葉の葉もシック。 右/斑入りトキワヤマボウシ:花後も模様の入った葉が楽しめる。 左/姫タイサンボク‘マッティ・メイ・スミス’:ほのかに香るクリーム色の花が愛らしい。 中/ツバキ‘エリナ’:ツバキの小花。枝葉の佇まいも素敵。和洋どちらの庭でもOK。 右/サカキ‘ゴールデンスプレッダー’:葉模様が美しいサカキ。半日陰におすすめ。 左/ハイネズ‘エメラルドシー’:矮性の針葉樹。実はクリスマスリースの飾りにも活躍。 中/モンタナマツ:洋風な庭におすすめのマツ。シンプルに鉢植えでも。 右/カナダトウヒ‘ペンデュラ’:枝垂れるユニークな枝のフォルムが特徴的。 春香さんのイチオシプランツ「ブルビネラ」 鉢植えで販売されることが多いブルビネラ。細長い葉は密生し、こんもりとした株に育ちます。黄色い花を長い花茎に咲かせるので、スタイリッシュな鉢に入れてシンプルな場所に飾れば、オーナメンタルなフォルムが際立ち、おしゃれなシーンを演出してくれます。丈夫で育てやすく、寒い地方でなければ地植えにしても大丈夫。庭にデザイン的なアクセントを加えてくれます。 ナーセリーのアンテナショップとしてスタートして2020年で9年目の「GARDEN DESIGN MOMONOKI」。樹木を通して庭づくりの楽しさや大切さを伝えることに力を注ぐ、提案型のショップです。「いろいろなことが起きるこんな時期だからこそ、身近な癒しの場として庭があることの大切さに気づいてほしいですね」と、店長の山田久美子さんと春香さん。庭づくりの素敵なヒントを見つけに、ぜひ訪れてください。アクセスは、JR鹿児島本線「原田駅」から徒歩で約15分。 【GARDEN DATA】 GARDEN DESIGN MOMONOKI 福岡県筑紫野市原田836−20 TEL:092-926-0045 10:30~18:00 祝日 水・木曜日 http://momonoki-gs.com/ Credit 写真&文/井上園子 ガーデニングを専門としたライター、エディター。一級造園施工管理技士。恵泉女学園短期大学園芸生活学科卒。造園会社、園芸店を経て園芸雑誌・書籍の編集者に。おもな担当書に『リーフハンドブック(監修:荻原範雄)』『刺激的ガーデンプランツブック(著:太田敦雄)』『GARDEN SOILの庭づくり&植物図鑑(著:田口勇・片岡邦子)』など。自身もガーデニングを楽しみながら、美術鑑賞や旅行を趣味にする。植物を知っていると、美術も旅も楽しみの幅が広がりますね。
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素敵な発見がたくさん! 園芸ショップ探訪11 福岡「フクオカエフェクト」
おしゃれな博多っ子も満足! 随所に盛り込まれた個性あふれる提案 博多湾に面した緑豊かな地域・福岡市西区に、昨年秋、同じ県内の行橋市にある「ゆくはし植物園」の姉妹店としてオープンした「フクオカエフェクト」は滞在型の園芸店で、九州最大級の広さを誇るショップです。 このあたりは比較的新興住宅街が多く、福岡のリゾート地・糸島への通り道であることから、若い世代が多く行き来するエリア。週末ともなると植物を取り入れたおしゃれな暮らしを求めて、園芸好きの老若男女から園芸初心者さんまで、たくさんの人が訪れます。 まず、ショップの入り口では、巨大なアガベを中心とする植栽がお出迎え。流行に敏感でおしゃれな博多っ子たちの心を鷲掴みにするカッコいい演出です。 駐車場に続く敷地内の道路沿いにも、ユッカやニューサイランなどが植わる異国情緒あふれる花壇でおもてなし。お客様をワクワクさせる遊び心が盛り込まれています。カラーバリエーション豊富なリーフと愛らしい小花を組み合わせた、難易度の高い植栽。ショップスタッフの、レベルの高さがうかがえます。 園芸店開業30年以上のノウハウを盛り込んだ 何でも揃う園芸の百貨店 姉妹店である「ゆくはし植物園」は、前身の店舗時代を含めると開業30年あまりの歴史があります。その長い年月で培った園芸店経営のノウハウを生かし、さらに進化させた形で「フクオカエフェクト」はオープンしました。 開業当初から日本全国の農家とのつながりを大切にし、いち早く新しい品種や珍しい植物を取り込んできたというていねいな仕入れの積み重ねにより、姉妹店と同様「フクオカエフェクト」の売り場には、多種多様の新鮮な花苗がずらりと並んでいます。 広大な売り場面積の約半分が、草花苗の売り場。たくさんの植物が並んでいるので、ビギナーでも見やすいように工夫がされています。例えば、新しい植物や意外な育ち方をする植物は、ポット苗のかたわらに、大株に成長した見本鉢を飾るなど、お客様の視点に寄った展開がなされています。 チェック! 美しいだけではない ストーリー性を感じさせる寄せ植え提案 苗売り場のあちこちに配されたナチュラルな寄せ植え。よく見ると動物が顔をのぞかせているものも。これはオーナメントの使い方の一つの提案ですが、訪れた人をほっこり癒す効果を発揮しています。 多肉植物売り場も ユニークな提案が盛りだくさん 苗売り場の一番奥のエリアは、多肉植物コーナー。こちらも多種多様な苗が並んでいますが、目を見張るのが、たくさんの多肉植物の寄せ植え。これでもかというぐらいの数のアレンジが並んでいます。スタッフも楽しんでいる様子が、あちこちから伝わってきます。 グリーンのグラデーションが美しい リーフ類や樹木の売り場 大きく育つリーフ類や樹木類は、愛らしい草花コーナーとはガラリと趣が変わり、景観をつくるようにダイナミックに展開されています。一般的な庭木、オージープランツ、個性的なカラーリーフなどに分けた、とても見やすくイメージが湧きやすい陳列です。 花を咲かせていた ユニークなオージープランツ4つ 最近人気を集めているオージープランツ。取材時(6月)に個性的な花を咲かせていた4種類をご紹介します。 資材類も見やすさ抜群 きちんと管理されたディスプレイ オベリスクやコンテナ、ガーデン雑貨類も植物同様、広い敷地を生かし整然と見やすく陳列されています。豊富なバリエーションで迷ってしまいそう。 「フクオカエフェクト」の見せ場 インドア&ライフスタイルエリア たくさんの観葉植物を扱うこのショップでは、飾り方のアイデアをインテリアの部分から提案。さながらインテリアショップのようなしつらいが話題を呼んでいます。インテリア好きのスタッフが集まり、楽しみながらディスプレイしています。 インドア&ライフスタイルエリアの一角には、おしゃれなカフェが設けられています。メニューはサンドイッチをメインとした軽食で、カフェを囲むカウンターだけでなく、エリア内の数カ所に設けられたインテリアディスプレイのソファやイスに座っていただくことができます。 大きな窓に面した明るいこちらの部屋でも飲食OK。とはいえ、特に混んでいる時は、長居は禁物です。 安くて新鮮と評判の切り花 普段用とギフト用、どちらも充実 姉妹店にはない「切り花売り場」は、古い和風建築を生かし、新旧・和洋が見事に融合した、独特な雰囲気を醸す艶やかな空間です。普段用に1本から買えるカジュアルなスタイルですが、ギフト用のアレンジをオーダーすることもできます。 「フクオカエフェクト」コンシェルジュ藤原さん イチオシのグッズはコレ! 洋らんグラマトフィラム 「フクオカエフェクト」では、多種多様のランも取り扱っています。なかでもオススメなのが、明るく爽やかなグリーンの小花が並ぶ大型のラン。暑さで日もちが気になる時期も、たっぷり2カ月ほど楽しめます。茎が柔らかいため、さまざまな仕立て方も可能。ギフトだけでなく、自宅でも楽しんでみてください。おしゃれな空間を演出してくれます。 「フクオカエフェクト」のエフェクト(effect)とは、英語で ‘効果’を意味する言葉で、店名には、「植物で暮らしにうるおいをもたらす効果を提供する」という理念が盛り込まれています。オープンしてから1年足らずですが、どんなスタイルにも対応できる品数と幅広い提案は園芸店の枠を超え、いまや暮らし全般をコーディネートしてくれる頼もしい存在となっています。ぜひ訪れてみてください。アクセスは、福岡都市高速道路 福重I.Cから車で5分、JR筑肥線 姪浜駅南口からバスで20分・生の松原団地南下車、徒歩1分。 【GARDEN DATA】 〒819-0046 福岡県福岡市西区西の丘2-1 TEL: 092-407-6113 https://fukuoka-effect.jp/ 営業時間:10:00 – 18:00 Credit 写真&文/井上園子 ガーデニングを専門としたライター、エディター。一級造園施工管理技士。恵泉女学園短期大学園芸生活学科卒。造園会社、園芸店を経て園芸雑誌・書籍の編集者に。おもな担当書に『リーフハンドブック(監修:荻原範雄)』『刺激的ガーデンプランツブック(著:太田敦雄)』『GARDEN SOILの庭づくり&植物図鑑(著:田口勇・片岡邦子)』など。自身もガーデニングを楽しみながら、美術鑑賞や旅行を趣味にする。植物を知っていると、美術も旅も楽しみの幅が広がりますね。
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花の庭巡りならここ! 老若男女が集う花いっぱいの総合公園「響灘緑地(グリーンパーク)」
市民に愛されている総合公園は ガーデニングに関するイベントも多彩 「響灘緑地(グリーンパーク)」は、1991年に開催された第8回全国都市緑化フェア「グリーンルネッサンス北九州’91」の跡地に、1992年4月にオープンした公園です。面積は196ヘクタールで、周遊には大人の足で2時間ほどかかります。 公園の基本テーマは「水・緑・動物たちとのふれあい」。響灘の海洋と頓田貯水池の「水」、広大な芝生広場と樹林地などの「緑」、ポニーやカンガルーなどの「動物」とも親しめる自然に恵まれた公園は、市民の憩いの場となっています。 園内の花緑は、四季を通して開花リレーでつながれ、いつ訪れても花々で華やかに彩られる景色を楽しめます。その他、サイクリングコースやサイクルボート、グラウンドゴルフコースもあり、老若男女を問わず幅広い層が訪れて楽しめる総合公園です。 また、花や緑の講習会・教室など、一年を通して約80回の「Open Class」も開催。バラの育て方、野菜づくり、樹木の手入れ法などの講座のほか、開花が終了したチューリップの活用のため、チューリップ畑の球根をプレゼントする「チューリップほりほり体験」など、ガーデニングに関するイベントも多数催されています。 ほかにも週末を中心にコンサートやマーケットも開かれ、年間来場者数は49.3万人(2017年実績)にも上り、年々増加傾向! 市民に愛されている、花でいっぱいの総合公園にぜひ出かけてみませんか? いつ訪れても色とりどりの開花を楽しめ 季節に応じたイベントを多数開催 「響灘緑地(グリーンパーク)」では、3月上旬〜5月上旬に「ファミリーフラワーフェスティバル」を開催。この時期はチューリップやパンジー、ネモフィラ、キンギョソウなど、春の花々15万株が華やかに咲き誇ります。特にチューリップは2万1000株(2018年実績)が群植され、写真のように斜面を豊かに彩る景色は必見! この時期は「花と音楽と遊び」をコンセプトに、ミュージシャン出演の「ファミリーフラワーコンサート」などを開催しています。 「響灘緑地(グリーンパーク)」には1万3000㎡の敷地を持つバラ園があり、320種、約2,500株が植栽されています。見頃は、春が5月中旬〜6月中旬、秋が10月中旬〜11月中旬。日本のバラの発展を支えた育種家、故・鈴木省三さん作出の品種を集めた「鈴木省三コレクション」、皇室・王室の名前のついたバラを集めた「皇室・王室のバラコーナー」、世界ばら会連合世界大会で殿堂入りに選ばれた名花を集めた「殿堂入りのバラのコーナー」など、テーマ性のある植栽が見られます。 バラが見頃の時期には、地元の音楽団体のコンサート「Roses Garden Concert」や、バラ園をライトアップして夜間公開する「Night Roses Garden」、バラの苗木販売・栽培相談コーナーなど、楽しいイベントが開催されています。 また、春・秋のバラフェア期間限定のショップが登場。バラにちなんだ雑貨やお菓子などが販売されます。特に地元の若松区で「若松のお土産コンテスト」を受賞したお土産品がオススメ。主な価格帯は600円前後で手に取りやすく、来園の記念にぴったりです。 夏はアジサイ、コキア(緑)、ペチュニアなどによる開花リレーが、公園を華やかに彩ります。写真のヒマワリの見頃は、7月中旬〜8月下旬です。 夏は子ども向けイベントが充実しており、世界中から集められたカブトムシ・クワガタの展示、園内で幼虫から育てられたカブトムシとのふれあいや販売も行っています。園内の「じゃぶじゃぶ池」をはじめ、「サイバーホール」「滝プール」などの水場では水遊びイベントも開催。夏休みは、特にファミリー層で賑わいます。 9月中旬〜10月末にはコスモスが見頃を迎えます。約6万株(2018年実績)が植栽された花畑を背景に、記念写真を撮るのもいいですね。同時期にマリーゴールドやケイトウも咲いています。 秋はレジャーに適したシーズン。週末を中心に動物とふれあうイベント、食イベント、スタンプラリー、音楽とダンスの祭典「TOMATO FESTIVAL」など、さまざまな催事が目白押しとなっているので、ぜひホームページでの告知を参照して出かけてみましょう! 3棟の温室で熱帯の動植物を展示 冬のイルミネーション夜間開園も見応えあり 「響灘緑地(グリーンパーク)」には、3棟の温室があるのも注目ポイント。特に冬は暖かな室内にホッとするうえ、青々とした葉を元気いっぱいに茂らせる熱帯植物の生気から、エネルギーをもらえそうです。急に天候が悪くなった場合の雨宿りにもいいですね。 「熱帯生態園」は約1,500㎡もの建築面積を誇り、熱帯花木、ヤシ、熱帯果樹、水生植物など約130種4,000株が見られます。「第2温室」では熱帯に育つ珍しい植物やサボテンなどを展示、「第3温室」では熱帯生態園に舞うオオゴマダラの黄金に輝く蛹(さなぎ)を観察できます。 「熱帯生態園」では、ヤシや熱帯花木が壮大に枝葉を広げる姿を楽しめるだけでなく、熱帯地域に生息する鳥、爬虫類、日本一大きな蝶オオゴマダラなど、ふだん見ることのできない動物や昆虫類も展示。ほかにカピバラ、カワウソ、オニオオハシ、リクガメなどの動物も飼育しており、ふれあいイベントも実施しています。「熱帯生態園」は別途入場料として、一般300円、小・中学生150円(2019年4月1日より、一般350円、小中学生200円)が必要です。 「響灘緑地(グリーンパーク)」では冬季期間、週末を中心に夜間開園(雨天中止)を行っています。入場は17:00〜21:00で、最終入園は20:30。約13万球が灯されるイルミネーションのほか、樹木を照らし出す色とりどりのプロジェクションマッピングを実施、都市緑化センター内には巨大なリースも灯され、屋内外で楽しめます。2019年は2月24日までの土・日曜に開園、夜間の入園料は無料です。 地元の旬の味を楽しめるカフェはメニュー充実! 動物とふれあえるスポットは子どもに大人気 「響灘緑地(グリーンパーク)」園内には、地元産の旬の素材を使った地産地消カフェ「Agrizm Cafe」があります。園内の菜園で栽培された野菜も使われていますよ。営業時間は10:30〜16:30(L.O. 16:00)、冬季期間中(12〜3月中旬)は土・日・祝日のみの営業となります。屋内34席のほか、テラス席も12席あり、天気のよい日はテラス席で過ごすのもいいですね。 写真は、フライドチキンがメインのランチプレート(若松地KINGプレート)1,080円です。ランチプレートは、ほかにパスタ、フィッシュフライ、スープカレー、ピザトースト(平日のみ)が選べます。その他カレーライス、ケークサレ、フライドチキン、フライドポテト、ソフトドリンク、デザートなど、メニューは充実! サイドメニューをテイクアウトして、園内のベンチや芝生広場でゆったりいただくのもオススメです。 「響灘緑地(グリーンパーク)」内には「ポニー広場」があり、乗馬、馬車乗車、エサやり体験ができるので、子ども連れの家庭に人気です。福岡県ではここでしか体験できない「ヤギ&ポニーショー」も開催。障害物をジャンプで越える様子や、小さな足場に4本脚で乗るチャレンジを見られます。 乗馬料、馬車利用料は別途料金です。ポニーの乗馬は体重70kg以下、小・中学生300円、幼児200円、一般(高校生以上)500円。馬車は一般200円、中学生以下100円、乳児〜1歳無料(2019年4月1日から料金が変更となります。詳細はホームページをご確認ください)。