数ある植物の中から今、注目の植物をピックアップするシリーズ「Now blooming」。ガーデナーや育種家、ナーセリーなど、植物の達人たちへの取材を元に編集部がセレクトした植え時・買い時・咲き時のオススメ植物をご紹介します。今回は、真冬のガーデンや寄せ植えに欠かせない花プリムラの、インドア向けシリーズをご紹介します。

冬に明るい色を添えてくれる花 プリムラ

Photo/Schoneveld breeding Primula Touch Me

寒さに強く、真冬にも黄色やピンク、青色などのカラフルな色合いの花を咲かせるプリムラは、冬のガーデンの彩りに欠かせない花。初心者でも育てやすく、丸みのある葉の中心に、サクラに似た形の愛らしい花がまとまって咲きます。咲き姿のバランスがよく、コンパクトにまとまるので、他の植物とも合わせやすく、寄せ植えから花壇まで広く活躍します。晩秋から初夏まで、長期間花を観賞できるのも大きな魅力。本来は毎年花を咲かせる多年草ですが、暑さには弱いため、暖地では基本的には一年草扱いとなります。

そんなプリムラの中でも、インドア栽培に向いた品種がオランダのスクーネベルド社が育成したプリムラ・オブコニカ「タッチ・ミー」シリーズ。室内では、照明をつけていても植物にとっては十分な明るさでないことが多いもの。例えば、真夏の太陽光の明るさは10万ルクスを超えると言われますが、オフィスや店内は1,000ルクス程度だそうです。そんな環境でも花が長く楽しめるのが、耐陰性の強い「タッチ・ミー」シリーズの特徴。実証実験では、平均で35日間ものあいだ花を楽しむことができました。また、オブコニカに含まれるかぶれる成分「プリミン」が含まれておらず、かぶれにくいため、小さな子どもがいる室内でも育てやすいのも嬉しいところ。

冬の室内でもポップな色合いの花を咲かせるプリムラ「タッチ・ミー」シリーズ。花色豊富で育てやすく、コンパクトに生育するので、スペースが無くても簡単に栽培でき、冬の部屋の彩りにぴったりです。

Photo/Schoneveld breeding Primula Touch Me

プリムラ・オブコニカ「タッチ・ミー」
耐陰性が強く、花もちがよい「タッチ・ミー」シリーズ。室内でも長期間、ポップな色合いの花を楽しめます。赤やピンク、青、オレンジ色、紫色など、豊富なカラーバリエーションも魅力です。

Photo/フラワーガーデン泉

プリムラ・オブコニカ「タッチ・ミー ミニ」
オブコニカ初のミニ品種。他の品種に比べ、葉が小さくコンパクトにまとまり、バランスのよい可愛らしい咲き姿になります。花色は定番のレッド、ブルー、ホワイトの3色。

プリムラ・オブコニカ「タッチ・ミー プリカント」
語で長く大切にされてきた道具類を表す「ブロカント」という言葉から。シックな赤、ライムグリーン、ニュアンスカラーのブルー(パープル)の3色。

写真協力&発売元:たけいち農園

Credit

文/3and garden

ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。