身体に嬉しい作用がたくさんあるハーブティーを、もっと楽しんでみませんか?
ハーブティーは、1日1杯、毎日続けて飲むことで、免疫力を上げたり、体内の細胞やお肌の老化原因となる「活性酸素」を無害化する作用も期待できます。
おいしくハーブティーを楽しむためには、ハーブの選び方と同じくらい、入れ方も大切です! 今回は、おいしいハーブティーのいれ方をお伝えします。

ドライハーブとフレッシュハーブ、それぞれに特徴があります

飲用にするハーブには、生の「フレッシュハーブ」と、乾燥させた「ドライハーブ」、2種類があります。

フレッシュハーブの特徴は、何といっても、新鮮な香りが楽しめること! フレッシュハーブは、採れる時期が決まっているため、その季節だけの贅沢でもありますね。

一方、ドライハーブの特徴は、ハーブに含まれる有効成分が凝縮しており、効果的に抽出できることです。年間を通じて入手もしやすいので、体質改善や健康維持を目的に飲むなら、ドライハーブがオススメです。

ドライハーブの選び方のポイント

ハーブの効能を得て、おいしく飲むためにも、品質のよいハーブを選びましょう。

その際のポイントは、植物の持っている色や香りがしっかりしているものを選ぶこと。

インターネットでも入手しやすいハーブですが、あまり知識がない方や、まだ慣れていないうちは、対面販売をしているハーブショップで、色や香り・使用部位などを、自分の目で確かめてみることも大切です。販売店の専門スタッフさんに相談に乗ってもらえるお店があるなら、ベストですね。

また、ハーブはハーブティーとして飲む以外に、クラフトで使う場合もあります。買う際には、食品としてのハーブを入手してくださいね。

ハーブティーを楽しむために必要な道具

ハーブティーを存分に楽しむために、こちらのセットがあると便利です。

★ティーポット・カップ
ガラス製のティーポット・カップがオススメ。抽出している間も、ハーブティーの特徴である美しい色を楽しむことができます。便利な茶こし付きのマグカップタイプなどもありますよ。

★ティースプーン
ティーカップ1杯(150~180cc)に対して、ティースプーン山盛り1杯が目安です。量が少ないと味が薄くなりますので、はじめのうちはきちんと計ることをオススメ!

★砂時計
抽出時間を計ります。ミントやラベンダーなど、細かくて軽い花や葉などのハーブは、3分。ローズヒップやジュニパーなど、固い実や種などのハーブは5分ほどが目安です。長くなってしまうと、苦みや渋み成分まで抽出されてしまいますし、短いと、大切な有効成分が抽出されないまま…という残念なことになりますので、しっかり時間を計測してくださいね。
*タイマーなどでもOKです

★茶こし
ハーブは意外と細かいので、茶こしの目も細かいものを使用しましょう。

ハーブティーのおいしい入れ方をマスターしよう

おいしいハーブティーを飲むためには、入れ方も大切です!ドライハーブを使ったハーブティーの入れ方の基本をマスターしましょう。

1 ポットにハーブを入れる
あらかじめ温めておいたポットにハーブを入れます。ティーカップ1杯(150~180cc)に対して、ティースプーン山盛り1杯が目安です。

2 熱湯を注ぎ、ハーブを蒸らして成分を抽出する
お湯を注いだら、すぐポットのふたをして、ハーブのエキスを抽出します。ミントやラベンダーなど、細かくて軽い花や葉などのハーブは、3分。ローズヒップやジュニパーなど、固い実や種などのハーブは5分ほどが目安です。

3 ティーカップに注ぐ
あらかじめ温めておいたカップに注いで、飲みましょう。
ハーブティーは、基本的に1杯目で、体に働きかける有効成分のほとんどが抽出されてしまいます。健康維持・促進のために摂取したい方は、緑茶や紅茶のように、2杯目・3杯目と飲むことはせず、1杯目を飲んでくださいね。

ハーブの効能よりも大事なことは、おいしく飲めるかどうか

ハーブティーをおいしく入れられるようになったら、気になるのが、ハーブの持つ効能ではないでしょうか?

例えば、カモミールには鎮静作用があり、イライラ・緊張・不安を緩和してくれますし、ペパーミントには、心身の機能を活発にして活力を与えてくれる、賦活作用というのがあります。このように、それぞれのハーブに特徴がありますので、美容と健康、ストレスケアや、健康維持・促進のために、積極的に取り入れていってほしいところですが、ここで大切なことが一つあります。

それは、おいしくハーブティーを飲めるかどうか!

心身を活発にさせたいけれど、ペパーミントは苦手…という方が、無理をして、ペパーミントのハーブティーを飲んでも、作用は期待できません。それよりも、カモミールが好きだな、いい香りだな~と思ったら、カモミールをおいしく飲むことのほうが、結果、心にも体にもよいといわれています。

はじめのうちは、ハーブの効能を気にするのではなく、おいしく飲めるかどうか、という点を大事にして、1日1杯のおいしいハーブティータイムを楽しんでください♪

<注意点>

自然の恵みが詰まったハーブですが、妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、体質等の心配がある方は、使用できない種類もあります。使用する前に、かかりつけの医師にご相談ください。

また、ハーブは薬ではありません。健康状態が気になる方も医師にご相談ください。

Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)

花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。