ガーデンをデザインするときにぜひ取り入れたいのが、グラウンドカバーと呼ばれる植物グループ。木々などの株元をカバーして、庭をきれいに見せてくれます。背丈が低くよく広がる、グラウンドカバーにオススメの植物7種をご紹介します。

グラウンドカバーとは?

グラウンドカバーとは、地を這うように広がり、足元を彩る植物のこと。グラウンドカバーで地面を覆うことで、土が露出せずにガーデンをよりきれいに演出したり、土の流出や乾燥を防止したりすることができます。またグラウンドカバーで背景をつくれば、花々や木々がいっそうきれいに見え、高低の変化もある立体的な庭に。花が咲く植物を選べば季節には一面に小花で覆われるかわいらしい光景が楽しめます。

また、地面を覆ってしまうので、雑草対策としても効果的。踏んでも平気な丈夫なものが多いので、小径やステップの隙間を彩るのにもぴったりです。ガーデニングに慣れてきたら、ぜひグラウンドカバーを取り入れて、ガーデンをセンスアップしましょう。グラウンドカバープランツは生育旺盛なものが多いので、隣家の庭など、広がってほしくない区画には入れないようにご用心を。

グラウンドカバーにオススメの植物7選

1.タイム

小さな葉が可愛いタイムはグラウンドカバーにもオススメのハーブ。木立性のものもありますが、グラウンドカバーには這うように横に広がるクリーピングタイムを選びましょう。歩くたびに広がる清々しい香りも楽しめます。

2.プラティア

春から秋にかけて、星形のブルーの小花をちりばめたように咲かせる可愛らしいグラウンドカバー。小さな葉がマット状に広がります。生育は遅めなので、小さなスペースや隙間のカバーにオススメです。

3.リシマキア

黄金葉の‘オーレア’や、濃い褐色の‘ミッドナイトサン’など、カラーリーフが美しいリシマキア。やや湿りけのある環境を好み、日陰でも丸い葉をよく茂らせます。日当たりのよい場所で育てれば、梅雨時に濃い黄色の小花を咲かせます。

4.ツルニチニチソウ

紫色の花が美しいつる性植物。鮮やかな緑色の葉を茂らせ、樹木の足元などのカバーにぴったりです。生育旺盛で、地面を覆うように育てたり、上から垂らしたりといろいろな仕立て方が楽しめます。斑入りや白花品種も。

5.イブキジャコウソウ

日本原産のタイムの仲間で、茎葉に触れると爽やかなよい香りが立ち上ります。花つきがよく、初夏には株全体が小さなピンクの花で覆われるほど。冬には葉が落ちますが、春になるとまた芽を吹きます。

6.シバザクラ

横に広がる性質を生かして、グラウンドカバーとしても利用されるシバザクラ。春に白やピンク、藤色の花を、辺り一面に咲かせる様子は見応えがあります。踏みつけには強くないので、通路には植栽しないようにしましょう。上写真で、シバザクラの周囲の黄色はリシマキア。

7.イオノプシジウム

明るい緑色の葉に、淡い紫色の花を株いっぱいに咲かせる一年草。花後は枯れてしまいますが、秋になるとこぼれダネから発芽してよく増えます。耐寒性が強いため、暖地であれば冬でも開花することがあります。

Credit

写真&文/3and garden

ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。