二十四節気で2月19日頃のことを”雨水”といいます。雪が雨に、氷が水となり、自然がゆっくりと目覚め始めるこの季節。本格的な春の訪れはまだ少し先ですが、この時期には窓辺に花を咲かせて一足早い春を楽しんでみるのはいかがでしょう。室内から楽しめるハンギングバスケットや球根の水耕栽培がおすすめですよ。

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二十四節気 雨水 2月19日頃

窓辺で楽しむ春の彩り

室内から楽しむハンギングバスケット

この頃の気温は三寒四温。まだまだ朝晩の空気はひんやりと冷たく、春が待ち遠しいものです。しかし園芸店をのぞいてみると、ビオラやプリムラ、アネモネ、スカビオサ、ネメシアなど、たくさんの春の花苗が並んでいます。この花苗を使って寄せ植えをつくってみましょう。

オススメはハンギングバスケット。吊るすタイプの植木鉢なので、室内からも眺めやすい場所に飾ることができます。いろいろなデザインやサイズがありますが、種類は大きく分けて2つ。一つは壁に設置したフックやスタンドを用い、空中から吊り下げる円形タイプ。もう一つは長方形や半円形で、壁やフェンスなどの面に接して設置するタイプです。前者は水平が保たれますが、後者は土や植物の重みで前面に少し傾斜がつくことがあります。水やりの際に土が流れ出てしまわないよう、ウォータースペースに余裕を持たせて土を入れましょう。

この頃の花は冷気のおかげで、かなり花保ちがよいのですが、数はあまり増えないため、たっぷり量を植え込んだほうが最初から見栄えがします。気温が上がってくると急激にボリュームが増え、鉢からあふれ咲くように。そうした草姿の変化も驚きがあり、面白いものです。

 

 

窓辺を春咲き球根ガーデンに

また、室内の窓辺も小さなガーデンにすることができます。この季節には、市場にムスカリやクロッカスなど、ツボミがついた「芽出し球根」のポット苗が出回っています。根についた土を洗い流し、水を張ったグラスで水耕栽培してみましょう。

 

球根の水耕栽培で窓辺ガーデン

陽の光の差し込む窓辺なら、球根の水耕栽培が可能です。球根はそれ自体に栄養を蓄えているため、「芽出し球根」の状態になっていれば、光と水さえあれば花を咲かせてくれます。球根自体が水に浸かっているとカビが発生したり腐ってしまうため、根の1/3程度がつかるように水の高さを調節します。水耕栽培専用の器もありますが、ワイヤーなどを使って球根をグラスの上部に固定することもできます。ときどき水を替えてやるだけで、花の開く様子と室内に漂う春のフレグランスを楽しめますよ。

Sarycheva Olesia/Shutterstock.com
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