庭にあるハーブ、上手に使えていますか? ハーブは、ラテン語で「草」という意味の「herba」が語源になっている、とても丈夫な植物。そのため、植えてあるだけ、生えっぱなし…という方も多いのではないでしょうか?

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ハーブとは、生活に役立つ香りのある植物たちです。もっと、生活の中に取り入れてみましょう!
今回は、収穫したハーブを長く楽しむための保存方法の1つ、「自然乾燥」のやり方とコツ・自家製ハーブソルトの作り方をご紹介しますね。

乾燥させることのメリットは?

ハーブはとっても種類が豊富。1年に1回咲くお花を楽しめるものや、1年中緑の葉っぱを飲んだり食べたりするものがあります。

いつでも、新鮮なハーブを使えたらいいのですが、種類によって収穫できる期間や時期、量はさまざまです。そこでおススメなのが、ハーブを乾燥させて保存すること。

ドライハーブと呼ばれていて、おおよそ、半年~1年程度保存が可能で、使いたい時に好きな量を使えるのがメリットです。

手軽にできる「自然乾燥」の方法とコツ

収穫したハーブは、虫がいた形跡がないかどうかをチェックした後、軽く水で洗って水分をふき取りましょう。そして、少量ずつ束ねて、逆さに吊るします。この時、大量にまとめてしまうと中まで風が通らず、カビが発生してしまうこともありますので、ご注意くださいね。

また、葉や花の状態のものは、こんな風にざるに並べてもOK! この際、ハーブが重ならないように配置をします。重なってしまう場合には、まんべんなく乾燥するように、時々上下を入れ替えれば大丈夫です。

 

香りを保つ自然乾燥のコツ

乾燥させて保存させる際に、大事にしたいのが「香り」

ハーブには香り成分があるからこそ、料理に使ったときにおいしく感じ、薬効成分を体内に取り入れられるのです。

香りを逃さず、うまく乾燥させるコツを押えておきましょう!

 

まず、1つめは、天日に当てないこと。

強い光に当ててしまうと、香りの成分が揮発してしまいます。乾燥させる場所は『風通しの良い日陰』にしましょう。

 

2つめは、短時間で乾かすこと。

時間をかけて乾かすことで、やはり香りの成分が揮発します。湿気の多い季節は避けて、短時間で乾くような時期がおススメです。

そのために吊るして干す際には、束ねるハーブの量を少量にしておくことも大切です。

 

乾燥に向くハーブの種類

ハーブと一言でいっても、たくさんの種類があります。種類によって、生で使用するのに向いているもの、乾燥させて保存するのに向いているものがあります。乾燥に向いているハーブをいくつかご紹介してみましょう!

ローズマリー

シソ科常緑低木。1年を通じて葉が楽しめるタイプ。使える部分は葉。
独特の香りは臭み消し・防腐・消化促進作用があります。

タイム

シソ科多年草。1年を通じて葉が楽しめるタイプ。使える部分は葉。「コモンタイム」という種類が食用に向いています。抗菌作用・殺菌作用・強壮作用があります。

セージ

シソ科多年草。冬は葉が無くなりますが春になるとまた出てくるタイプ。使える部分は葉。「コモンセージ」という種類が食用に向いています。抗菌作用・防腐作用・消化促進作用・口臭予防作用があります。

乾燥ハーブを使ったレシピ『自家製ハーブソルト」

乾燥ハーブを使ってできる、超簡単!おすすめレシピを1つ、ご紹介しますね。

『自家製ハーブソルト』

 

<材料>

天然塩   30g

乾燥ハーブ 3g程度 ※量はお好みで調整してください

今回は、上でご紹介した3種類(ローズマリー・タイム・セージ)を同量混ぜて使用

密閉容器(ビン・タッパー・ジッパー付きの袋など)

 

<作り方>

  1. ハーブを細かく粉砕する
  2. 天然塩にハーブを入れて、よく混ぜる
  3. 密閉容器に入れて完成

乾燥ハーブはスーパーのスパイスコーナーに売っていますので、それを利用してもOK!
ハーブの量は、塩に対して1割くらいが目安になりますが、お好みで調整してください。
このハーブソルトは、通常の塩を使うのと同様に使えます。
肉料理・魚料理はもちろん、ドレッシングやスープを作る時に使ってもおいしいですよ。
いつもの料理が違った味わいになります。
おいしさ+ハーブの効能を体内に取り込めますので、ぜひご家族で楽しんでみてくださいね。

 


 

<注意点>

妊娠中の方は、利用を控えめにしてください。

 

Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)

花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。

生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。

https://kanongreen.com/

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