ガーデンライフが楽しくなるオススメの本をご紹介。緑に親しむ人が愛する自然・生活に関わる本も含めて良本を幅広くご案内。今回は、​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​自然と暮らし、生き方さえも考えられる美しく尊い物語が綴られた一冊をご紹介。

『木を植えた男』

(ジャン・ジオノ著、フレデリック・バック絵、寺岡襄訳、あすなろ書房)

本書の著者ジャン・ジオノは、南仏プロヴァンス地方のマノスクという町に生まれ、終生、プロヴァンスの自然とそこに暮らす人々を愛し続けた作家にして詩人。『木を植えた男』は彼の代表作の一つで、主人公は無計画な乱伐で禿げ山になってしまった山岳地帯に木を植え続け、豊かな森林を再生させたエルゼアール・ブフィエという老人。人知れず行われた無償の行為の美しさと尊さを描いたこの感動的な物語は、発表と同時に大きな反響を呼び、世界各国で今もなお多くの人々に読まれ続けている。物語の背後には、実は驚くような大きな仕掛けも隠されているのだが、それは読んでのお楽しみ。種明かしをするのはやめておこう。

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