キャンプの料理といえば、炭を使う方が多いのでは。でも、炭の火起こしって想像以上に大変。初心者は着火させるまでに時間がかかるし、暑いし、煙いし、後片付けも面倒…。そこで最近、注目を浴びているのがポータブル電源。屋外のどこにいても電源を取れるポータブル電源+調理家電を使った今どきおしゃれキャンプをご紹介します。  

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キャンプ料理は炭? ポータブル電源+家電? それぞれの特徴

キャンプやバーベキューの定番アイテム、炭。炭には黒炭や備長炭、成型炭(オガ炭)、マングローブ炭(BBQ用と記載、または記載のない安価な炭)などいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。ホームセンターなどでよく目にするBBQ用と記載されたものは着火しやすく安価ですが、燃焼時間が短く途中で追加しながら調理を進める必要があります。一方、備長炭は燃焼時間は長いものの、着火が困難。というように、どの炭を使うにもそれなりの知識とスキルが必要です。そして、当然ながら炭の前での調理は暑い! しかし、そんな苦労をするおかげで、炭火料理は遠赤外線や燻煙効果で美味しくなるという大きなメリットもあります。火起こしスキルを身につけて、手間を含めてアウトドアを楽しみたいという方には炭はオススメ。以下に主な炭の種類と特徴をまとめました。

炭の種類と特徴

炭の種類

ポータブル電源の種類と特徴

ポータブル電源

けれども、炭はキャンプやバーベキューに「必須」というわけではありません。もっと手軽に便利に楽しみたいという方には、ポータブル電源+調理家電という選択肢があります。ポータブル電源とは発電機や蓄電器などの持ち運べる電源のこと。さまざまな種類がありますが、家庭用として選ぶなら以下のような種類があります。Honda社の製品を例に違いをみてみましょう。

ポータブル電源の種類

ちなみに上記の機器は全て「正弦波(せいげんは)インバーター」という高品質で安定した電気を作ることができ、パソコンや精密機器の使用も安心です。発電機は種類によって作り出せる電気の質が異なり、精密機器に使用すると故障の原因になるものもあるので、適用機器も選択の参考にしましょう。また、上記の商品間では並列運転で出力を合体させ、より大きい電力を使用することも可能です。

ポータブル電源をキャンプで使うメリット

ポータブル電源

ポータブル電源があれば屋外で調理家電や電気製品を使うことができます。調理家電の消費W数は商品によって異なりますが、500W〜1,200W前後が多いようです。ですから、ガソリン燃料以外のポータブル電源の場合は組み合わせて使うのがオススメですが、ポータブル電源は非常時にも活躍するので一家に一台備えておき、キャンプの際は持ち寄って使うとよいでしょう。ポータブル電源があれば、新たに専用のキャンプ用品を購入する必要がないので、コスパや保管、非常時の安心を考えればメリットは大きいといえます。何よりもポータブル電源+調理家電なら火起こしスキルが必要なく、灰を片付ける手間もないので、初心者でも手軽にキャンプが楽しめます。炎や煙が出ないので、一人離れて炭の番をすることもなく、ターフやテーブル上でみんな一緒に調理と食事が楽しめるのも大きな魅力です。

おしゃれで機能的な調理家電を駆使したキャンプメニュー

おしゃれで機能的な調理家電を多数展開しているBRUNOシリーズをキャンプで使ってみました。キャンプといえば肉ですが、今回は「ヘルシー」をテーマに話題のグラスフェッドビーフやビーツを使った女子力高めキャンプ料理にチャレンジ!

電気圧力鍋でボルシチ

使い方が難しいイメージの圧力鍋ですが、「BRUNO crassy+ マルチ圧力クッカー(電気圧力鍋)」なら材料を入れてピッとボタンを押すだけ。ごはん・スープ・カレー・煮込み・肉じゃがの5種類の基本料理がワンタッチで調理でき、これらの機能を応用してさまざまな料理が短時間で簡単に調理できます。今回は“食べる輸血”とも呼ばれるビーツを使ったボルシチにチャレンジ。お肉は牛スネ肉を使うため、通常ならじっくり煮込む必要がありますが、圧力鍋なら短時間でOK!

BRUNO crassy+マルチ圧力クッカー(アイボリー)

BRUNO crassy+マルチ圧力クッカー(アイボリー)/イデアインターナショナル

<ボルシチの材料(4人分)>

ニンジン1本、タマネギ1/2、牛すね肉(一口大)300g、ビーツ1缶、トマト缶1/2、コンソメ2個、ベイリーフ1枚、サワークリーム大さじ4

<作り方>

  1. ニンジン、タマネギ、牛スネ肉を適度に焼き色がつくまで炒めます。
  2. スネ肉を圧力鍋に入れ、ビーツの汁のみ全量とトマト缶1/2を入れ、煮込みボタンを押します。
  3. 調理終了音がしてフタの赤いボタンが下がったのを確認したら、フタを開けニンジン、タマネギ、ビーツ、コンソメ、ベイリーフを入れてマニュアルボタンを押し、+3にセット。
  4. 再び調理終了音がしてフタの赤いボタンが下がったのを確認したら、皿に盛り付け、サワークリームを大さじ1のせたら完成。
ボルシチ

ホットプレートでグリルやパスタ料理

家電キャンプ

「BRUNOホットプレートグランデサイズ」は基本の平面プレートとたこ焼きプレートに加え、セラミックコート鍋や仕切り鍋などもオプションでセットすることができます。一台でさまざまな調理が楽しめ、スタイリッシュなデザインなのでそのまま食卓に出せます。

◎BRUNOホットプレートグランデサイズ(ホワイト) https://idea-onlineshop.jp/item/07760274.html 、ホットプレートグランデサイズ用仕切り鍋

BRUNOホットプレートグランデサイズ(ホワイト)ホットプレートグランデサイズ用仕切り鍋/イデアインターナショナル

今回のキャンプではホットプレートで鯛のオリーブオイル焼き(左上)、鴨のオレンジソース(右上)、赤白2種のパスタ(下)を作りました。

<赤白2種のパスタの材料(4人分)>

(赤のソース)トマト缶2、タマネギ1/2個、ニンニク2かけ、エビ15〜16尾、茹でタコ200g程度、ドライオレガノ少々、オリーブオイル大さじ2、コンソメ2個

(白のソース)乾燥ポルチーニ30g、バター20g、ニンニク2かけ、A(白ワイン大さじ6、ポルチーニの戻し汁300cc、コンソメ2個)、生クリーム280cc、パルメザンチーズ大さじ6、塩コショウ少々

(共通)パスタ約360g

<作り方>

*パスタは表示に従って茹でる。

(赤のソース)

  1. ホットプレートグランデサイズ用仕切り鍋の片方にタマネギとニンニクをみじん切りにし、オリーブオイルで香りが出るまで炒める。
  2. 背ワタを取ったエビと一口大に切ったタコを1に入れ、サッと炒める。
  3. トマト缶、ドライオレガノ、コンソメを入れ煮たったら火力を弱めて15分ほど煮る。

(白のソース)

  1. ぬるま湯でポルチーニを戻す。戻し汁は残す。ポルチーニはざく切りにする。ニンニクをみじん切りにする。
  2. 鍋のもう一方にバターとニンニクを入れ香りが出るまで炒める。
  3. ポルチーニを入れAを加えて一煮立ちさせる。
  4. 生クリーム、コンソメを加えて煮詰め、パルメザンチーズを加えて味をみてから、塩加減が足りなければ塩コショウで味を整える。

*それぞれのソースにパスタを絡めたら完成。

グリルプレートでヘルシーBBQ!

◎BRUNO crassy+オーバルホットプレート(グレージュ) 

キャンプといえばBBQ。「BRUNO crassy+オーバルホットプレート」にオプションのグリルプレートをセット。お肉に美味しそうな焼き目がつくうえに、余分な油が落ちてヘルシーです。つまみの調節で火加減が簡単に調節でき、煙も出ないので家でもキャンプでも重宝します。

BRUNO crassy+オーバルホットプレート(グレージュ)BRUNO crassy+オーバルホットプレート用グリルプレート/イデアインターナショナル

グラスフェッドビーフ

お肉は話題のグラスフェッドビーフ。グラスフェッドビーフとは放牧飼育で牧草を食べながらのびのびと育った牛で、一般的な和牛と比較し脂肪分は少なくタンパク質が多い赤身肉です。希少な国産グラスフェッドビーフを宮崎県延岡市の鏡山牧場から取り寄せました。「サシ」が少ないのに肉質がきめ細やかで柔らかいのが特徴。普段、お肉はあまりたくさん食べられないという人にも食べやすいのも魅力です。

グラスフェッドビーフ リブロース500g(冷凍)/株式会社ヤサキ(鏡山牧場)

ポータブル冷蔵庫で冷製ポタージュ

ポータブル冷蔵庫

ポータブル電源があれば、ポータブル冷蔵庫も使えます。ENGEL冷蔵庫MHD14Fは34Wの消費電源で-18℃〜+55℃までの冷凍、冷蔵、温蔵ができるマルチタイプ。冷蔵庫があれば、飲み物はいつでも冷やしておけますし、冷製スープというちょっとおしゃれな前菜もキャンプで楽しめます。

エンゲル ポータブル冷蔵庫MHD14FD/澤藤電気

冷製スープ

電源完備ならターフも木陰もテントの中も快適

キャンプ 家電キャンプ 家電キャンプ

調理家電を駆使したおかげでたくさんのメニューも汗をかくことなく作ることができました。楽しいアウトドアでの食事を満喫! 後片付けもプレートを外して食器と一緒に洗えばよいので、スムーズです。

食事の後は木陰にテーブルをセット。リチウムイオンバッテリーのリベイドE500は稼働中のモーター音がしないので、キャンプ場のお隣さんや時間帯を気にせず使うことができます。

家電キャンプ

ポータブル電源があれば調理の時だけでなく、電気や冷風機、美容家電も使え、テント内の環境も快適に整えることができます。不便こそアウトドアだ! なんて無理せず、もっと手軽に快適にキャンプを楽しみませんか?

家電キャンプ

https://www.honda.co.jp/flower/hello/libaid-enepo-camp/

Credit


写真&文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

撮影協力/Honda、イデアインターナショナル、藤澤電気、AWABEES、UTSUWA

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