オーストラリアではリビングの延長上に庭をつくり、お茶を飲んだり、食事などをする「アウトオブリビング」というスペースがあります。日本でも、最近では自宅の庭でピザを焼いたり、バーベキューなどのホームパーティーをするご家庭も見受けられるようになってきました。そこで必要なのは、ウッドデッキに取りつけるシェード。シェードは影の意味の通り、日除けの役目を果たしますが、実はウッドデッキにシェードを取り付けると日除け以上のメリットがあります。目隠しや雨しのぎなど、さまざまなメリットがあるシェードの事例をご紹介します。

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ウッドデッキにシェードはなぜ必要か?

ウッドデッキにシェードはなぜ必要か?
https://pic.takasho.jp/portfolio/5078

シェードとは、日除けとして頭上にファブリックを張ったエクステリアの一つです。いろいろなタイプがあり、家の外壁に対して躯体を設置しファブリックを張ったものや、建物とは別に4本の柱を躯体として立てて布を張る置き型タイプ、支柱を立てずに金具で布を留めつけて張る簡易タイプなどがあります。

シェードは「影」という意味の通り、影をつくって日除けの役目を果たしますが、実はその効果は日除けだけではありません。それでは、シェードをつけることで得られる、いろいろなメリットをいくつかあげてみましょう。

◯室内外の日除け効果

日差しの強い夏のウッドデッキは、直射の照り返しでデッキが高温になり外に出られなくなります。シェードを取りつけることで、直射日光を遮り暑さが軽減され、紫外線もカットできてお肌も安心です。

また、室内への日除け効果もあり、エアコンの省エネ対策につながり、電気代もお得に。CO2削減にも貢献できます。

◯お隣や外部の目隠しにも

意外と気がつかないのは、近隣の2階やマンションからの視線です。シェードは日除け以外に視線カットの効果もあるのです。また、室内の様子も遮る目隠しにもなります。

◯ウッドデッキを長持ちさせる

夏場の直射日光は、ウッドデッキの表面がかなり熱くなります。シェードで日を遮ることで日焼け予防になり、経年変化を遅らせ、ウッドデッキを長持ちさせることができます。

◯オシャレなデザイン

シェードのファブリックはベージュ、赤、緑などのカラーバリエーションが豊富です。また、シェードは三角形のものもあり、三点留めでピ~ンと張ればオシャレなデザインにもなり、色や形で楽しむことができます。

このように多くのメリットがあるシェードを取りつければ、ウッドデッキは夏でも快適なアウトドアリビングに。お好みのファニチャーを置いて、お友達を招き、お茶を飲んで休日をくつろぎ、家族でBBQパーティーをするなど、夏も楽しいひと時を過ごすことができます。

シェードの事例3選

それでは、シェードの参考として、3つの事例をご紹介します。

日除けをすることで、ウッドデッキをより快適な空間へ

●日除けをすることで、ウッドデッキをより快適な空間へ
http://pic.takasho.jp/portfolio/236

「ポーチガーデン」という商品を使った例です。住宅の外壁タイルに合わせた、ダークブラウンの枠がファブリックを引き立たせてきれいに見えます。素材は耐久性の高い人工木材ですが、自然な雰囲気で景色になじんでいます。日除けや目隠し効果も期待できます。

アウトオブリビングの快適さを向上させるシンプルシェード

アウトオブリビングの快適さを向上させるシンプルシェード
http://pic.takasho.jp/portfolio/10816

シンプルなシェードは日差しをしのぐだけでなく、シェードの隙間から自然の風を通し、屋外のリビングで、心地よい快適な生活を過ごすことができます。

雨もしのげる防水シェード

雨もしのげる防水シェード
http://pic.takasho.jp/portfolio/1988

住まい全体をホワイトで統一したエクステリアは、空に映えてステキですね。

このシェードの表面には、低密度のポリエチレンをコーティングしているので、日除けとしてのシェードの機能はそのままに、雨もしのげる防水シェードになっています。

ウッドデッキにつける日除けは、ほかにはどんなものがあるの?

このほかにも、ウッドデッキの屋根がわりになるものをいくつかご紹介します。

◯オーニング

ロール式で出し入れ自由な機能を持っているので、季節や天気の良し悪しで使い分けることができます。さまざまな色があるだけでなく、ストライプの柄が入ったものもあり、色で楽しむこともできます。レストランや喫茶店など飲食業の店舗でよく見かけますが、最近は自宅の日除けにも使われることが多くなってきました。

◯テラス屋根

2本または、4本の柱で屋根をしっかり取りつけたタイプです。屋根はパネルでふさがれているものやポリカーボネート製のものあり、雨をしのぐこともできるため、物干し場としても利用できます。屋根のポリカーボネートは半透明タイプもあり、強い日差しを和らげることも可能です。

オーニングとテラス屋根の事例

それでは、オーニングやテラス屋根の事例写真をご紹介します。

フリルがブラインドのように上げ下げ可能なオーニング

それでは、オーニングやテラス屋根の事例写真をご紹介します。
http://pic.takasho.jp/portfolio/1313

カフェスタイルのオーニングで、前面にファブリックを垂れ下げる(フリル)ことができます。フリルの長さはブラインドのように上げ下げ調節が可能で、朝日や強い西日を遮り、近隣の視線カットもできます。布地色は外観のアクセントカラーとして、おしゃれに飾ることができます。

ベーシックなデザインでリーズナブルなオーニング

ベーシックなデザインでリーズナブルなオーニング
http://pic.takasho.jp/portfolio/1311

壁に取りつけるタイプのオーニングです。イタリア製のファブリックでストライプがステキですね。オーニングは15~45°の範囲で角度が変えられるので、雨水がたまらないように調整できて便利です。

日差しも雨も気にせずくつろげるアウトドアリビング

日差しも雨も気にせずくつろげるアウトオブリビング
http://pic.takasho.jp/portfolio/4036

天井がルーバーになっていて角度調節が可能なため、日差しのみでなく、風の流れも調節でき、こもりがちな熱気も放出できる万能な多機能性をもっています。雨もしのぐこともでき、日常にいながらちょっとしたリゾート気分を味わえるスペースです。

 

暑い夏場のウッドデッキには、日差しの照り返しや熱のこもりを防ぐシェードやオーニングが必須アイテムです。ウッドデッキを長持ちさせるだけでなく、近隣の視線を遮り、室内エアコンの省エネ効果もあります。

ウッドデッキにシェードをオシャレに取りつけ、アウトドアリビングで快適な戸外生活を楽しみましょう。

Credit

文:松下高弘

文/松下高弘(まつしたたかひろ)

長野県飯田市生まれ。元東京デザイン専門学校講師。株式会社タカショー発行の『エクステリア&ガーデンテキストブック』監修。ガーデンセラピーコーディネーター1級所持。建築・エクステリアの企画事務所「エムデザインファクトリー」を主宰し、手描きパース・イラスト・CG・模型等のプレゼンテーションや大手ハウスメーカー社員研修、エクステリア業の研修講師およびセミナープロデュースを行う。

著書には、『エクステリアの色とデザイン(グリーン情報)』、『住宅エクステリアのパース・スケッチ・プレゼンが上達する本(彰国社)』など。新刊『気持ちをつかむ住宅インテリアパース(彰国社)』、大手書店に続々登場!!

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