草花をロウの中に閉じ込めた「ボタニカルキャンドル」。ジェルキャンドルという透明のロウを使えば、中に入れた花や実がクリアに見え、火をともさなくてもインテリアとして楽しむことができます。庭で咲いた花やプレゼントのブーケなど、大切な思い出もキャンドルとして残すことができますよ。作り方をご紹介します。

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材料:ドライフラワーの花や実、ジェルキャンドル(250〜300g)、耐熱ガラス器2つ(大と小で直径の差が1cmくらいのものが作りやすい)、キャンドル芯、割りばし、ピンセット、小鍋(注ぎ口があったほうが便利)、ハサミ

 

  1. 大小のグラスを重ねます。ここでは直火にかけられる「VISION GLASS」のSサイズ(直径64×H70㎜)とLWサイズ(直径74×H80㎜)を使用。

 

  1. 隙間にピンセットを使って花材を挟み込みます。花材の大きさにもよりますが、隙間が広すぎると花材が全部寝そべってしまい、絵画的に配置することができないので、器のサイズ選びも重要です。

 

  1. 割りばしにキャンドル芯を挟んで、グラスに渡してセットします。

 

  1. 小鍋にジェルキャンドルを細かくちぎって溶かします。キャンドルの流し込み適温は100~110℃。ホットプレートなど温度調節がしやすい加熱器を使用すると引火の心配もなく便利です。

 

  1. 溶かしたジェルキャンドルを注ぎ入れるときは、ゆっくり一定のスピードで。

 


多少の気泡は気にせずに。気泡を取り除くためにスプーンなどを差し入れたり、かき混ぜたりすると、余計に気泡が多く発生するのでやめましょう。ジェルキャンドルは数分ですぐに固まり始めるので、一回で器を満たすように注ぎ入れ、冷えて完全に固まるまで30分以上は動かさないようにします。

花が浮かぶようなキャンドル。点灯せず、そのままテーブルや窓辺に置いても楽しめます。

ジェルキャンドルの燃焼はとてもゆっくり。保ちが良いので長期間楽しめます。

◎器は2つ重ねたほうが安心です。

上の写真はラベンダーの粒にキャンドルの火が引火し、燃え上がってしまった事例です。原因は器を2つ重ねないで作ったためです。器を2つ重ねる理由は、キャンドルに火をつけた際の安全を確保する目的もあります。植物が直に火に触れる位置にあると引火しやすく、植物によってはオイル成分を多く含んでいるものもあるため、予想以上に炎が大きくなってしまう場合があります。ですから、キャンドル芯と植物を完全に切り離すために器を2つ使います。いずれにしても、キャンドルに火をつける場合には、目を離さないよう安全に気をつけて楽しんでくださいね。

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Credit

写真&文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

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