春は一年の中でも空気が乾燥しやすい季節。また、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあります。風邪などから身体を守るために、ハーブティーを飲んでみませんか? ハーブには免疫力を上げる効果や、風邪の諸症状を緩和する作用がありますよ。今回は、そんな力を持つハーブを使ったブレンドティーで「風邪から身体を守ろう」レシピをご紹介します。

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ハーブで免疫力を上げて風邪を予防!

疲れが抜けなかったり、外食や飲み会が続いたり、ストレスを感じたり…そんな日々のあれこれが蓄積すると、もともと病気と闘ってくれるはずの“免疫力”が弱まり、風邪をはじめ、偏頭痛、膀胱炎、胃腸のトラブルなど、さまざまな病気にかかりやすくなります。

そこで、オススメしたいのがハーブです。ハーブの中には、免疫力を高める効果や、風邪の諸症状を緩和する作用をもつものがたくさんあるんです。風邪をひきそうな時や、ひき始めに飲むと役立つでしょう。

「風邪から身体を守ろう」ブレンドで使用するハーブは?

今回は、「風邪から身体を守ろう」をテーマに、3種類のハーブをブレンドします。ブレンドするというと、いきなりハードルが高く感じられるかもしれませんが、ハーブは単品で飲むより、数種類をブレンドして飲むほうが、相乗効果も期待でき、おいしさも増します。

まずは、一種類ずつご紹介していきますね。

:「風邪から身体を守ろう」ブレンドで使用するハーブ

○ エキナセア

免疫力を上げるハーブの代表といえるのが、このエキナセアです。キク科の植物で、地上部と根を使用します。抗ウイルス作用・抗菌作用・免疫賦活作用を持っていますので、免疫力を強化しながらウイルスに対する抵抗力も高めてくれます。一年を通して風邪を引きやすい方や、膀胱炎を繰り返す方は、続けて飲むことをオススメします。

★キク科のアレルギーがある方、妊娠中・授乳中の方は使用しないでください

○ ペパーミント

清涼感があるスーッとした香りでおなじみのペパーミントは、シソ科の植物で、葉を使用します。中枢神経を刺激し、風邪のひき始めで身体のだるいときなど、気力をよみがえらせる賦活(ふかつ)作用があります。また、消化促進作用・胃健作用・殺菌作用もあるので、胃腸にくる風邪にも向いていますよ。風邪気味で食欲がないときにもオススメです。

○ レモングラス

イネ科の植物で、地上部を使います。原産国はインドで、数千年も前から感染症や熱病に使う薬草として活用されてきた歴史のある植物です。レモングラスには殺菌作用があるため、腹痛・下痢・発熱・インフルエンザなどの症状を緩和する作用が期待できますよ。また、ほんのりレモンの香りがして、飲みやすいのも魅力。ちょっと飲みにくいハーブにブレンドすると、おいしくしてくれる嬉しいハーブです。

★妊娠中の方は使用しないでください

おいしく入れるには、ハーブとお湯の量がポイント

今回のブレンドは、エキナセア・ペパーミント・レモングラスの3種類を、すべて同量にしてみましょう。ボウルやお皿などに、各10gずつ計量して入れ、よく混ぜ合わせます。混ぜたハーブは、密閉容器に入れて保存してください。

ハーブティーをおいしく入れるコツは、ハーブの量とお湯の量を守ること。お湯150〜180mlに対し、ハーブの量はティースプーン山盛り1杯です。

ハーブティーをおいしく入れるコツ

これを人数分、用意します。薄かったり、濃すぎたりすると、おいしく楽しめませんので、分量を意識してみてくださいね。この後、熱湯を注いだら、3分待って、熱いうちに飲みましょう。

便利アイテムの一つ「ハーブティー用マグカップ」もオススメ

ハーブティーを入れる時間を楽しむアイテムとしてオススメなのが、ガラス製品です。ハーブには赤や青などカラフルな色を楽しめる種類もあり、きれいな色が抽出されていく様子が見えるので、一つ持っているとティータイムがより楽しいものになるかもしれません。

手軽に飲める茶こし機能付きマグカップ

手軽に飲める、こんな茶こし機能付きマグカップもありますよ。蓋をして3分蒸らして…

ふたは茶こし置きにもなります。

ハーブは“予防”に使ってください

自然と一体になって、植物のある暮らしをすることは、ストレスをコントロールし、心と体を健やかに保つ作用が期待できます。そんな植物でできる自然療法を総称して、「ガーデンセラピー」と呼んでいます。簡単にできるガーデンセラピーの実践としてオススメなのが、ハーブティーを飲むこと! とはいえ、ハーブは薬ではありませんので、飲んだから風邪が治るというものではありません。それよりも、日々免疫力を上げておき、風邪やインフルエンザにかかりにくい身体をつくっておくことが大切です。規則正しい生活に、運動、食事、そしてハーブティーも加えてみてくださいね。

<注意点> 

ご紹介したレシピの作用や反応には、個人差があります。違和感がある場合にはすぐ使用を中止するなど、ご自身で責任を持ってお試しいただくようお願いします。

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Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)

花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。

生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。
https://kanongreen.com/

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