ハーブを育てて、おいしく食べてみませんか? 今回は、強い香りが特徴のハーブ、ローズマリーの育て方や、ローズマリー使ったパンケーキの作り方をご紹介! ハーブには薬効成分が多く含まれていて、さまざまな効能があります。飲んだり食べたりすることで、心身を健やかに保つ自然療法「ガーデンセラピー」を楽しむことができますよ。

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ローズマリーを食べることで得られる作用・効能は?

ローズマリーを食べることで得られる作用・効能は?

スッとした強い香りが特徴のローズマリーは、お料理やお茶にも活用できる、優れもののハーブです。独特の香りは、羊や青魚などくせのある食材の臭み消しとしても活躍しますが、白身魚や鶏肉など、淡泊な食材に対しても相性がよく、風味が増し、お料理をさらにおいしくしてくれますよ。

また、あの香りからは想像できないかもしれませんが、パンやケーキなどの風味付けにもオススメです。

ローズマリーには、消化促進作用・殺菌作用があります。風邪や頭痛、消化不良の緩和にも効きます。そして、あのスッとした香りには、頭脳明晰作用があり、古代ギリシャでは、学生たちが勉強をする際に記憶定着のためにローズマリーを身につけていたといわれているほど、昔から「記憶力のハーブ」として有名です。また、血行を促進して代謝を活発にする作用もあり、心身の活力を上げてくれるハーブでもあります。

このように、ハーブは香りをかいで楽しむだけでなく、飲んだり食べたりすることで、心身のちょっとした不調の改善や、健康づくりにも役立つ植物なのです。日々の暮らしの中で、ハーブをもっと活用してみたいと思いませんか?

ローズマリーの育て方のコツは?

お料理やお菓子作り、お茶に、クラフトに…と活用の幅が広いローズマリーですから、おうちで一鉢、栽培しておくと便利に使えますよ。ローズマリーは、高温多湿の日本でも丈夫に育ってくれるので、初心者さんも管理がしやすいハーブの一つです。

育てる際は、日当たりがよい場所に置きましょう。ローズマリーは、常緑低木です。草丈は1m前後まで大きくなりますので、隣の植物との間隔を60cm以上は確保して、植えつけます。

うまく栽培するコツは、水やり。乾燥気味に育てることが大切です。水のやりすぎにはくれぐれもご注意ください。土の表面が乾いて、カラカラになったころ、水やりをします。この際の水の量もポイントに。1回の水やりで、たっぷりと。目安は最低鉢の大きさの半量くらい! ちょろちょろと小さなジョーロで水をかけるだけではすぐに土の表面が乾きますが、鉢底から流れ出るくらいたっぷり水やりをすれば、しばらくはそのままで大丈夫。水やりの回数は少なくし、土をしっかり乾かすことが重要ですよ。

おいしい状態で使うために…収穫のポイント

おいしい状態で使うために…収穫のポイント

お料理やお茶として活用するために、ぜひ“おいしい状態”のローズマリーの収穫にチャレンジしてみましょう。ローズマリーは常緑ですので、葉は一年を通じて収穫可能です。ただし、収穫する量には注意が必要です。植えつけてすぐは少量を、2年目以降は、生長期に伸びた枝を収穫することができますよ。下の葉をある程度残して、上に伸びている葉を枝ごと切りましょう。そうすることで、横から新しい枝葉が出てきてくれます。

また、ごわごわしている葉より、新しい枝葉のほうが、苦み成分が少なく、お料理やお菓子作りなどに使いやすい、いわゆる“おいしい状態”です。放置したり、切るのを躊躇していると、葉っぱはどんどん光合成能力を高めるために、ごわごわしていきます。伸びてきたな、と思ったら収穫を兼ねて、怖がらず枝を切ってくださいね。

切る場所は、下の葉が黄色くなっていたり、抜け落ちたりしていないことを確認して、元気な枝葉の状態が10cmくらい残っていれば、どこで切っても大丈夫です。また、たくさん収穫できた際には乾燥させておくと、便利に使えますよ。

ローズマリーのパンケーキの作り方

それでは、ローズマリーを使ったパンケーキの作り方をご紹介しますね。

材料<直径12㎝8枚分>

A  小麦粉 120g

ベーキングパウダー 5g

塩 ひとつまみ

B ローズマリーの葉 3枝 みじん切り

卵 1個

きび砂糖 20g

牛乳 180cc

オリーブオイル 大さじ1

黒粒コショウ  適量

作り方

1.ボウルにAをふるい合わせる。

2.違うボウルにBの卵を溶き、他の材料を加えて混ぜ合わせる。

3.Bのボウルに1を加えて、ダマがなくなるまで混ぜる。

4.フライパンにうすく油を引いて、1枚分の生地を直径12㎝くらいになるよう流し入れ、弱めの中火で両面を焼く。

5.完成

ローズマリーパンケーキの作り方

付け合わせに、ベーコンやベビーリーフ、はちみつ、クリームチーズを添えて食べてもおいしいですよ。

お好みのアレンジを楽しんでくださいね。

<注意点>

ローズマリーは成分が強いため、妊娠中の摂取は控えめにしてください。

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Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)

花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。

生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。
https://kanongreen.com/

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