デザイン性の高い住宅に対して相乗効果を及ぼし、住宅とその周りの雰囲気をさらに盛り上げていくことは、エクステリアの大きな役割です。外壁はグレーに近い青、テラス周りは木材を使用した今回紹介する住宅。シンプルながら存在感のあるデザインで、独特の雰囲気を醸し出しています。今回ご紹介するのは、創造的な住宅に程よくマッチしながら、アジアンリゾートのような雰囲気を引き出したエントランスデザインの事例です。

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柔らかく明るいカラーで爽やかさを演出

写真/タカショー

ホワイトが基調の袖壁と大理石風の角材を使った門柱は、ダークトーンを使用している住宅によく映え、明るい色味によって空間全体に爽やかな印象をプラスしています。袖壁の下に植えられたドラセナや壁にあしらった石貼りとレリーフが、アジアンリゾート風に空間を演出しています。

アクセントとして袖壁の上部に設置されている笠木は、ダークトーンのブラウンを使用することで、住宅の独特な雰囲気を壊すことなく調和しています。それぞれの要素が相まって、住宅のテイストに馴染みつつ、爽やかなアジアンリゾートを感じさせる空間に仕上がっています。

アジアンリゾートのような雰囲気を生み出す工夫

写真/タカショー

今回、門柱にトラバーチンという大理石風の角材を使用することで、空間に高級感がプラスされました。また、角材を3本並べてスリットのように設置し、存在感が強くなりすぎないよう配慮しています。スマートな印象で、バランスのとれた門まわりになりました。

門柱は軽やかさを出して、シンプルな印象の住宅とのギャップを軽減しました。質感で高級感をプラスするなど、よく考えられたデザインとなっています。

写真/タカショー

門柱の周りに設置された袖壁は、上部に平板を重ねて笠木のようにしたオリジナルデザインです。この笠木はダークブラウンの木目調を使っているので、全体に淡いトーンでまとめられた空間を引き締めるアクセントとなっています。

壁にあしらわれたレリーフと石貼りが、アジアンリゾートのような雰囲気をつくり出すのに一役かっています。

夜は高級感を漂わせ幻想的な空間へ

写真/タカショー

日中は爽やかな雰囲気のエントランスでしたが、夜は打って変わって幻想的で高級感のある大人のリゾート空間のような印象になります。袖壁を自然に引き立たせるよう、花壇にグランドライトを設置して、下からライトアップ。壁にあしらったレリーフや石貼りに光があたることで陰影が演出できます。

植栽のシルエットと浮かび上がった壁の質感が、幻想的な雰囲気を醸し出し、まるでリゾートホテルのエントランスのような空間になりました。

 

いかがでしたか。

今回は、住宅と調和ながらも、家の顔として雰囲気をアップするエクステリアのデザイン事例を紹介しました。

皆さんもぜひ参考にしてみてください。

 

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