「エディブルフラワー」という食用のお花をご存じですか?
古くから、日本では菊や桜が食べられていましたし、ヨーロッパではサラダに添えられていたりと、お花は、見て楽しみ、食べて楽しむものとして、活用されてきた歴史があります。最近になり、お花にも豊富な栄養素があることが分かり、注目を集めるようになりました。通販を利用すれば、私たちにも手軽に手に入るようになりましたので、今回は、エディブルフラワーを購入する際に気を付けるポイントと共に、エディブルフラワーを使った可愛らしいお花のカップケーキのつくり方をご紹介します。

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エディブルフラワーってどんなもの?

エディブルフラワーとは、食用に育てられた専用の花で、パンジーやビオラ、バーベナ、ナデシコ、ペンタス、ベゴニアなど、よく見かける一年草の花が利用されています。

あまり味のしないものや塩っぽいもの、香りがいいものなど、さまざまな種類が楽しめますよ。

エディブルフラワーの中にはハーブも含まれ、ミントやタイムの葉、ラベンダーやローズの花も含まれます。

エディブルフラワーはどこで買えるの?

そんなエディブルフラワーも、以前は、百貨店の食品売り場や都内の高級スーパーなど、限られた場所で見かける程度だったのですが、インターネット通販が盛んになり、お取り寄せが簡単にできるようになったことで、私たちにも手に入りやすくなりました。

エディブルフラワーを栽培する農家さんが増えてきたこともありますね。

配送面で時間がかかるので、花もちという点で少々心配ではありますが、クール便などを利用して送ってくれるお店もありますので、調べてみてくださいね。

安全安心にエディブルフラワーを楽しむための注意点

エディブルフラワーを購入する際には、栽培期間中に農薬を使っていないかどうか、しっかり確認しましょう。

農薬を使っていないものでしたら、洗わずにそのまま使えるのが大きなメリット! 水で洗うと、しみができてしまったり、花の形が崩れ、繊細な花びらがきれいに使えなかったりもします。お花を使うまでの状態にも影響しますので、私は、農薬を使っていないものをオススメします。

また、「ホームセンターで購入した花苗でも、自分で育てたものなら食べられるの?」と思われるかもしれませんが、すでに苗の大きさになるまでに、通常、農薬がかかっています。口に入れることを前提に育てられていませんし、観賞用の花苗は農薬の規制もありません。残留農薬が心配ですので、口にするのはやめましょう。

それから、一部、毒を含む花もあります。花なら何でも食べられるというわけでもありませんので、ご注意くださいね。

エディブルフラワーカップケーキをつくろう

エディブルフラワーを主役にした、カップケーキをつくってみましょう。

材料 ※5㎝カップ4個分

<カップケーキ材料>

・卵  1個
・てんさい糖 30g
・薄力粉 30g
・牛乳 大さじ1/2
・菜種油 大さじ1/2
・カップケーキの器 4個

<アイシング材料>

・粉糖 50g
・レモン汁 小さじ2
・水 小さじ1

つくり方

  1. 卵を卵白と卵黄に分け、卵白にてんさい糖を加えて角が立つくらいまで泡立てる。
  2. 卵黄を加えて混ぜ、次に牛乳を加える。
  3. 薄力粉を振るって加え、ゴムベラでさっくり混ぜて、粉気がなくなったら菜種油を加えて混ぜる。
  4. カップに入れて170℃に予熱したオーブンで12分くらい焼く。
  5. アイシング材料すべてをボールに入れ、粉気がなくなるまでよく混ぜる。
  6.  よく冷ましたカップケーキに、アイシングを適量のせて、エディブルフラワーをデコレーションする。
  7. でき上がり。

いくつもつくって集めると、華やかにテーブルを演出できます。

見た目も色鮮やかですので、おもてなしにも喜ばれますよ。

もちろん、パクッとすべて食べられます。お花の味の違いも楽しんでみてくださいね。

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Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)

花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。

生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。
https://kanongreen.com/

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