ハーブで癒しのティータイムを♪ ラベンダーティーラテの作り方

ハーブは、ラテン語で草を意味する「Herba(ヘルバ)」に由来した、生活に役に立つ香りのある植物の総称です。ハーブは体内に取り入れることで、美容や健康にも役立ち、心身の健康を維持してくれます。
食生活が乱れていたり、ストレスを感じる現代を生きる私たちにこそ、ハーブは役に立つ植物です。心身を癒して、健康や美容をサポートする一つのツールとして、うまく日常生活に取り入れながら、健康を維持していきたいですね!
ハーブを効率よく摂取できるオススメの方法が、ハーブティー。一日一杯を続けることで、ハーブの力を体内に取り込むことができ、嬉しい作用にも繋がります。今回は、リラックスできる代表ハーブ・ラベンダーの効能と、アレンジティーレシピ「ラベンダーティーラテ」の作り方をご紹介していきますね。
ラベンダーの効能は?
ラベンダーといえば、リラックス作用が有名ですよね。鎮静作用に優れたハーブで、不安や緊張、イライラを鎮め、精神的疲労をケアしてくれます。ストレス性胃炎や頭痛にもオススメです。
飲んだり食べたりするラベンダーは、学名がLavandula officinalis(ラベンダー・オフィキナリス)となっている種類です。真正ラベンダーや、トゥルーラベンダーなどがそれにあたります。

これが、フレッシュのラベンダー・オフィキナリスです。この花の部分だけを使っていますよ。
ラベンダーの花期に採ってドライにして保存しておくことも可能です。ですが、私は一年を通じて飲んだり食べたりしますので、ドライハーブを購入していますよ。

ハーブティー用ドライハーブは、このようなお花だけの形になって売られています。ハーブ専門店やインターネットで購入できます。
ラベンダーティーラテの作り方
それでは、ラベンダーの優しい香りが楽しめる、ラベンダーティーラテをいれてみましょう。
材料はこちらです。
材料 (ティーカップ1杯分)
・水 80㏄
・牛乳 80㏄
・紅茶葉 小さじ1
・乾燥ラベンダー 小さじ1
作り方
- 水を沸騰させて、そこに紅茶葉を入れ、2~3分弱火で煮る
- 牛乳とラベンダーを入れて、弱火のまま煮て、周りがフツフツしてくるのを待つ
- フツフツしたら火を止め、2~3分蒸らす
- ハーブを濾しながら、カップに注いで完成

牛乳を豆乳に代えてもおいしく作れます。甘みはお好みで加えてください。
ぜひ、一日一杯のティータイムに、ハーブをプラスしてみてくださいね。
Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)
花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。
生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。
https://kanongreen.com/