暑い日が続き、冷たいものが飲みたい季節ですね。身体に嬉しい作用がたくさんあるハーブティーは、ホット・アイスのほかに、様々な素材とのアレンジができます。今回は、ちょっと普通のハーブティーには飽きちゃったわ…という方必見! 2層に分かれるセパレートハーブアレンジティーのつくり方をご紹介します。
お子さんと一緒に作っても楽しめますし、見た目もカラフルなので、おもてなしにも喜ばれますよ。

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ハーブティーってどんなもの?

ハーブは、ラテン語で草を意味する「Herba(ヘルバ)」に由来した、生活に役に立つ香りのある植物の総称です。ハーブを体内に取り入れることで、美容や健康にも役立ち、心身の健康を維持してくれます。

なかでも、お茶にして飲むハーブティーは、ハーブを手軽に摂取できる方法の1つで、1日1杯毎日続けて飲むことで、免疫力を上げたり、体内の細胞やお肌の老化原因となる「活性酸素」を無害化する作用も期待できますよ。

ハイビスカスとオレンジジュースを組み合わせよう

ハーブティーの基本は、お湯を注ぎ、ホットまたはアイスで楽しみますが、ハーブは、ジュース・お酒・紅茶や緑茶、スパイスなどとも相性がよく、幅広くアレンジすることができますよ。

ハーブは1種類だと、くせがあったり、苦みがあったりと飲みにくい種類もありますが、ジュースと合わせると、甘くなり、飲みやすいものに変身します。ハーブの作用は取り入れたいけど、味が独特で苦手…という方にもおすすめです。ハーブとジュースの種類を変えて、組み合わせてみると、新しい味の発見にもなりますよ。

今回は、ハイビスカスとオレンジジュースを組み合わせて、セパレートハーブアレンジティーをつくってみましょう。

その際のポイントは2つあります。

ポイント1 きれいな赤色を出す

1つ目は、ハイビスカスのきれいな色。

着色料ではなく、自然の植物から出る赤色を楽しんでください。

ハイビスカスは、「ローゼル」という食用品種のがくの部分を乾燥させたものを使用します(よく見かける園芸品種ではありませんので、ご注意ください)。

爽やかな酸味が特徴のハイビスカスには、クエン酸が豊富に含まれており、新陳代謝を高め、肉体疲労を軽減させる作用や、夏バテ防止も期待できます。また、ハイビスカスの赤色はアントシアニン系色素によるもので、眼精疲労にも役立ちます。

ポイント2 きれいな2層を作る

2つめのポイントは、2層に分かれて(セパレートして)いるところ!

上下2層に分かれたお茶を、セパレートティーと呼んでいます。今回は下の部分にオレンジジュース入れて、上手に2層になるようにつくってみましょう!

なんだか見た目のおしゃれ度も、ぐんと上がりますよね。おもてなしのティーとしてもおすすめですし、簡単に作れるので、お子様と一緒に作るのも楽しいですよ。

きれいな2層にするコツは、下記の作り方のところで詳しくご紹介しています。

つくってみよう!

<材料>(2人分500㎖)

・乾燥ハーブ(ハイビスカス) ティースプーン山盛り2杯程度
・お湯 180㎖
・オレンジジュース(果汁100%のもの)200㎖
・氷

・グラス
・茶こし

ここで大切になるのが、ハーブの量です。

通常、ティーカップ1杯分(150~180㎖)のハーブの量は、ティースプーン山盛り1杯ですが、アイスハーブティーを入れる場合には、ハーブの量は通常の2倍量が目安になります。

また、グラスはあらかじめ冷蔵庫で冷やしておくとよいでしょう。

つくり方

  1. 乾燥ハーブにお湯を注いでハーブティーを作り、3分蒸らす。
  2. 蒸らしている間に、グラスに氷をいれて、オレンジジュースを入れる。
  3. 茶こしをあてながら、ハーブティーをゆっくり注ぎ入れる。

きれいな2層にするためのコツは、氷にハーブティーをあてながら、ゆっくりと注ぐこと。オレンジジュースには糖分があり、ハーブティーより重いため、ハーブティーは上に浮く仕組みです。

勢いよく注いでしまうと、せっかくの層を壊してしまいますので、とにかくそーっとゆっくり! がポイントですよ。

でき上ったセパレートティーは、1層1層飲んでもいいですし、混ぜて飲んでもいいです。味の変化を楽しんでくださいね。

ちなみに混ぜると…

こんな色になりますよ。

今回は、ハーブとオレンジジュースの割合を3:2にしましたが、オレンジジュースを多めにするとお子さんにも飲みやすいかもしれません。

こちらは1:1の割合で作ったものです。

お好みのアレンジで、素敵なティータイムをお過ごしくださいね!

Credit

写真&文/堀 久恵(ほり ひさえ)

花音-kanon- 代表、ガーデンセラピーナビゲーター。

生花店勤務を経て、ガーデンデザイン・ハーブ・アロマセラピー等を学び、起業。植物のある暮らしを通じて、病気になりにくい身体を作り健康寿命を延ばすことを目指した「ガーデンセラピー」に特化した講座の企画運営と庭作りを得意とする。植物に囲まれ、日々ガーデンセラピーを実践中。埼玉県熊谷市在住。
https://kanongreen.com/

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