花や緑が好きな人なら、インテリアや雑貨にもガーデンの雰囲気を感じていたいですよね。既製品に好きなテイストのものが見つからないなら、手づくりしましょう。ここでは、庭に咲いた草花を飾るチェストのプチリメイクと小窓のカーテンのつくり方をご紹介します。さあ、手芸の時間スタート!

Print Friendly, PDF & Email

花好きさんの手づくり教室 Vol.2
チェストのリメイク

イギリスの百貨店「セルフリッジズ (Selfridges)」のロンドン店で入手した陶器の取っ手。旅の途中でガーデン関連グッズを見つけるのも花好きさんのお楽しみ。

上写真は一見、花をかたどった陶器のオブジェのように見えますが、実は家具の取っ手です。チェストなどの取っ手は、引き出しの前板にネジで取りつけられている場合が多く、手軽に交換できるパーツです。

ZARA HOMEの「ホワイトフラワー ノブ」(2個セット)1,190円(ZARA HOMEの「インテリア・ノブ」コーナーで2018年5月現在取り扱い中)。

近年は、日本でもDIY素材のバリエーションが増え、百円ショップでも付け替え用の取っ手が並んでいます。ここでは、ヨーロッパを中心に世界35カ国以上で店舗展開をしている「ZARA  HOME」で見つけた花モチーフの陶器のノブを使いました。

取っ手(ノブ)の付け替え方

  1. 引き出しの内側にある、取っ手を固定しているネジをゆるめて外します。
  2. 外した穴に、交換する取っ手のネジを差し込み、六角のナットで締めれば取り付け完了! ネジを差し込む穴が小さい場合は、ドリルなどで少し穴を広げるとよいでしょう。

取りつけ穴を広げる手間がかからなければ、たった10分でプチリメイクが完成! 取っ手のデザインや色に合わせてチェストを塗り替えてもいいですね。

たった10分の作業で、白バラが咲く個性的なチェストに変身!

どんな花色も映える、飾り台としてもグレードアップしたチェスト。次は花を飾る背景づくりとして、カーテンを用意しましょう!

花好きさんの手づくり教室 Vol.3
小窓のカーテン

銅製の取っ手(写真左)を、花をかたどった取っ手に付け替え(写真中央)、チェストの上に花を飾りました(写真右)。花の彩りによって、殺風景だった部屋の一角に少し生活感が生まれましたが、窓の外に隣家の壁が透けて見えて、イマイチ花が引き立ちません。そこで、小窓のサイズに合わせてカーテンを取りつけることにしました。

窓のサイズに合った既製品のカーテンも十分素敵ですが、もしとっておきの生地をお持ちなら、ぜひ毎日眺めるお部屋の窓辺にかけて、花のあるインテリアに活用してください。

カーテンといっても、ドレープがたっぷりある本格的なものから、端始末をした布を垂らすだけのシンプルなものまで、いろんなデザインがあります。ここでは、比較的短時間でつくれる3タイプのカーテンをご紹介します。

3タイプのカーテンのつくり方

写真左から、Type1は、窓枠と同じサイズにつくった、四方の布端を始末するだけの、のれん風カーテン。Type2は、窓幅の1.5倍の布を使いドレープをつけたカーテン。Type3は、カーテンレールを使わず、ポールに布を通したカフェカーテン。布の選び方や仕立て方で、雰囲気が変わりますね。

Type1 のれん風カーテン

オーガンジーにボタニカル模様が刺繍された布を使用。窓枠と同じサイズに仕上がるように布を切り、四方の端をほつれないように三つ折りにして縫います。全辺1㎝幅の三つ折りにする場合は、仕上がり幅+4㎝、天地長さ+4㎝です。ロックミシンをお持ちの場合は、巻きロックで四方を縫えば、より短時間で軽やかなカーテンのでき上がり。

少し余力があれば、裾になる下方1辺だけを長めの三つ折り(写真は5㎝幅)にすると、布の重みで窓枠への収まりがよく仕上がります。

布の取り付けは、クリップで留められるカーテンフックを使用。布の素材やデザイン違いでカーテンを数枚用意しておくと、簡単に模様替えができます。

Type2 ドレープがついたカーテン

布端にレースを縫い付けたような、カフェカーテン風の生地を使い、窓幅の1.5倍の布を使って、上辺を除いた3辺の端の始末をします。クリップで取りつける上方は、しっかり波打つドレープに仕上がるように、幅広に布を三つ折りにしてミシンで縫いました。

Type1〜3に共通して、天地の長さ(③)は、カーテンクリップをつけた時の空き(①)と窓枠の内側に収まる長さ(②)を考慮して決めましょう。

Type3 突っ張り棒を使ったカフェカーテン

カーテンレールがない場所にもカーテンが取りつけられる、便利な突っ張り棒を使ったカフェカーテン。下方の布端は、Type1と同様に5㎝幅で3つ折りにすると、布の重みで収まりがよく仕上がります。

布全体にレース刺繍が施されたロマンチックな雰囲気の布を生かし、ポールの上にもドレープがかかるように、赤い待ち針の位置を布の左右に渡って3本縫います。

突っ張り棒を通して窓枠に取りつけると、上方にもドレープが入り、光に透けておしゃれな仕上がりに。

花瓶を置く場所ができたら、いつも花を飾りたくなり、暮らしがもっと充実しますよ。雨続きで庭作業が中断する梅雨時期や冬など、時間がある時に、楽しみながら手芸の時間を過ごしてください。

花好きさんの手づくり教室 Vol.1のクッションカバーのつくり方をご紹介した『ガーデンチェアに置きたいボタニカル模様のクッションのつくり方』もご覧ください。

Credit

写真&文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。

Print Friendly, PDF & Email