2018年は全国的に3月、4月の気温が例年より高めだったことが関係し、桜の開花が例年よりかなり早まりました。関東以西の平地ではすでにキモッコウバラやボタンが満開です。他の植物も同様に、例年より早めの生育が予想されますので、ガーデニングスケジュールも約2週間ほど前倒しに考えておいたほうがよさそうです。

草取りは出始めが肝心!

あらゆる植物が新葉を展開し始めます。雑草たちもどんどん出てきますが、この春の小さいうちにできるだけ抜いておくと、夏の草取りが楽になります。タネがこぼれると、草取り無限ループが始まってしまいますので、タネがつく前に抜いてしまいましょう。小さいうちは抜きやすく、労力もかかりません。

バラの新葉が枯れたらバラゾウムシを疑おう

バラの新葉やツボミがある日突然、クタッと枯れる現象に出合ったら、バラゾウムシチェックを! 詳しくはこちらの記事で紹介しています。

春植え球根の植えどきです

花形がユニークなグロリオサ。Photo/Liz Hughes/Shutterstock.com
香料の原料になっているチューベローズ。Photo/Florin C /Shutterstock.com
シャープな葉と鮮やかな花色が美しいグラジオラス。Photo/natalia bulatova/Shutterstock.com

春の庭は美しいのに、夏は見る影もない。というケースはよくあるものですが、今、春植え球根を庭に仕込んでおけば、そんな残念パターンから抜け出せます。グラジオラス、チューベローズ、グロリオサ、カラー、ネリネ、カンナ、クルクマなど、夏に美しい花を咲かせる球根花はたくさんあります。

夏の一年草のタネ播きをしよう

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夏の花壇を彩るジニアやマリーゴールド、アスター、アゲラタムやハーブ類は20℃前後の気温で発芽します。タネから育てれば、たくさん苗をつくることができて経済的ですし、愛着もひとしおです。

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植物に合わせた3つの「タネ播き」の方法

夏野菜のタネ播き&定植

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トマトやナス、キュウリなどの夏野菜のタネを播きましょう。2018年は特に季節の進みが早いので、平地なら苗を定植してもよいでしょう。

ナーセリーで花苗を購入しよう

園芸店やナーセリーに多くの花苗が並んでいます。人気品種や希少品種はSold outになる前に、早めに入手を。ただし、事前に植え場所の準備をしておきましょう。買ってきたポットのまましばらく置いておくと、この季節は意外と気温が高く、苗が弱ってしまいます。買ってきたらすぐに植えられるようにしておきましょう。スペースが分かっていれば、衝動買いにも抑えが効きます。

紫外線対策をしてガーデニングを

これからの季節は紫外線が強くなってきます。ガーデニングをする時は、日焼け止めを塗る、帽子をかぶるなどUV対策を忘れずに。ちょっと水やり、と思っても、意外とあれこれ目について、いつの間にか本格的なガーデニングになってしまうこともあるので、ガーデニングセットとしてひとまとめにしておくとよいでしょう。

鉢植えの水やりを忘れずに

急激に温度が上がり、25℃を越える夏日も度々です。この時期の植物たちは生育旺盛で、水をぐんぐん吸い上げます。冬場と違い、うっかり2〜3日水やりをしないと、鉢植えの植物は水切れで弱ってしまいます。1度か2度なら「腰水」という応急処置で救えますが、度重なると枯れてしまうので気をつけましょう。腰水の方法は、鉢植えごと水を張ったバケツに1/3〜半分ほど浸して、底面からたっぷり水を吸わせます。ダランとしていた枝や茎が復活したら水から上げます。

こまめな花がら摘みで花の寿命を長く

パンジー・ビオラなどの一年草がモリモリ茂って華やかな季節です。タネがつくと花を咲かせなくなってくるので、終わった花は摘み取ってタネがつかないようにしましょう。詳しい方法はこちらの記事で。

チューリップやスイセンの花後の手入れ

花が終わったら、葉は残して茎ごと切り取ります。スイセンや原種のチューリップは宿根して来年も花を咲かせてくれるものが多いので、速効性のある、カリ成分が多めの肥料を与えて、球根を太らせましょう。球根を太らせるためには光合成も必要なので、葉っぱは茶色くなって枯れるまで残します。その姿が見えないように、手前に美しい葉っぱを展開するオダマキなどの宿根草を植えるとよいでしょう。

春に花を咲かせた樹木の剪定を

ユキヤナギやコデマリ、ジンチョウゲなど春に花を咲かせた樹木は、花が終わった直後に剪定をすると、翌年の花芽に影響が少なくて済みます。ユキヤナギやコデマリなどの自然樹形を保つためには、大きくなりすぎた枝を根元から切り戻し、枝の更新をします。枝の先端を揃えるように切ると、成長した時の姿が不恰好になってしまいます。

ガーデンパーティーはお早めに

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2018年は全国的に3月、4月の気温が例年より高めだったことが関係し、桜の開花が例年よりかなり早まりました。他の植物も同様に生育が進み、例えば関東では、バラの見頃は約2週間ほど早いことが予想されます。ガーデンパーティーやガーデン巡りを計画している方は、早めのスケジュールがよさそう。

Credit

写真&文/3and garden
ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。