母の日に! ブーケアシストを使って簡単にラウンド型の花束を
庭に綺麗な花がたくさん咲いた時、ちょっとしたお礼に可愛らしい花束を贈りたいなと思った時、ささっと自分で素敵な花束ができたら嬉しいですよね。でも花束をつくるのは難しい…、と思われるかもしれません。大きな豪華な花束は、なかなかプロのお花屋さんのようにはできませんが、小さなコロンとしたラウンド形の花束なら、可愛らしく簡単につくることができます。今回はその手助けをしてくれるグッズを使って、簡単キレイに仕上げる方法をご紹介します。
ラウンド型花束の花材
ラナンキュラス 5本
チューリップ 4本
ラグラス‘バニー・テール’ 2本
ラウンド型花束づくりに用意するもの
・シサル麻付きのフラワー(ブーケ)アシスト 直径約13㎝×長さ約20㎝(1つのブーケに1つで OK*花資材を取り扱っているお店のネット通販などで購入できます)
・麻ヒモ
・ビニール袋
・キッチンペーパー
・ラッピングペーパー
・リボン
ラウンド型花束の作り方手順
- 葉っぱは取り除いておきます。
- アシストの中に花を1本ずつ垂直に入れていきます。茎が交差しないほうが綺麗にできます。
グルーピングといって、同じ種類の花を隣同士にするとまとまって見えます。
- 丸くドーム形になるようにします。
作っているうちに、アシストの中に深く入れすぎになりがちなので、高さをキープして調整しながら入れていきます。 - 花が全部入ったら、麻ヒモなどで縛ります。
- アシストの柄の長さに合わせて、茎を揃えてカットします。
ここで、水の中に入れて一休み。手の温度で茎が温まってしまったのをリフレッシュさせましょう。 - ペーパーを茎の部分に巻いて水をつけてビニール袋に入れ、セロテープでしっかり止めます。
ビニール袋はジップロックのような厚手のものが向いています。
- ラッピングペーパーで包み、リボンを結んででき上がり。
アシストは、いろいろなタイプとサイズのものがあります。今回は、シサル麻がホルダーの周りについているものを選びました。花を入れた後、シサル麻を引き出して花に絡ませるようにすると、鳥の巣のような感じでナチュラルな仕上がりになります。
ラッピングペーパーの寸法は、花束の長さより少し長めに取り、横は花束を1周と4分の1くらいできる大きさのものを用意します。
長細くカットしたペーパーの真ん中に花束を置き、左右からくるむようにします。下から3分の1あたりのところをギュッと絞り、リボンを結びます。
ラッピングはタイトにせず、リボンの上3分の2の部分はペーパーをふわっとさせます。
今回使ったラッピングペーパーは、どんな花色にも合う白ですが、ワッフル状になった少し厚めのパーペーで、シンプルすぎないところがオススメです。
庭の花を摘んで旬の花束をプレゼント
このようなラウンド形の花束は、縦に長く花がついたような花(スイートピーなど)はちょっと難しいのですが、ラナンキュラスやバラ、カーネーションなどのような丸い形の花には向いています。母の日のカーネーション、庭に咲いたバラの花束をつくるときなどに、ぜひアシストを使ってみてください。
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Credit
アレンジ作成・写真・文/海野美規(Unno Miki)
パリで『エコール・フランセーズ・ドゥ・デコラシオン・フローラル』に入門、ディプロムを取得。『アトリエ・サンク』の山本由美氏、『From Nature』の神田隆氏に師事。『草月流』師範。フランス、ハンガリー、シンガポールでの暮らしを経て、現在日本でパリスタイル・フラワーアレンジメントの教室『Petit Salon MILOU(プチ・サロン・ミロウ)』を主宰。http://www.annegarden.jp
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