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可愛らしさ抜群! ミモザの花粒でつくるカリッとおいしい金平糖

可愛らしさ抜群! ミモザの花粒でつくるカリッとおいしい金平糖

3月8日はミモザの日。実はこの日は女性が主役の日だって知っていましたか? 1904年、3月8日にアメリカで婦人参政権を求めるデモが行われたことをきっかけに、女性の社会的権利向上のための運動が世界各地で高まり、1910年、コペンハーゲンにてこの日が「国際女性デー」と制定されました。イタリアではミモザを飾って、女友だち同士、おしゃべりを楽しむそう。そんな楽しい春の女子会にオススメの、ミモザのスイーツをご紹介します。

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ミモザの金平糖

まん丸の花を砂糖漬けにしたら、コロンと可愛らしい金平糖ができました。ティータイムのお供やお菓子の飾りつけにオススメです。カリカリ、サクサクっとした食感が楽しいですよ。

ホワホワのミモザの花粒。金平糖をつくる時は一粒ずつ外します。Photo/Marina VN/Shutterstock.com

<材料>

ミモザの花(写真の小瓶の量で細い枝4房、2g程度)、砂糖大さじ2、ブランデー大さじ2、微粉グラニュー糖(仕上げ用)

<準備>

ミモザの花を水で洗い、一粒ずつ切り離しておく。砂糖とブランデーを混ぜ合わせておく。

<つくり方>

  1. ミモザの花を70℃くらいのお湯で湯通しした後、キッチンペーパーの上に一粒ずつ置き、水気を取る。
  2. 砂糖を溶かしたブランデー液に1を10分ほど漬けてから、クッキングペーパーの上に一つずつのせる。
  3. 2にグラニュー糖を振りかけ、1時間以上乾かす。
  4. 好みの大きさになるまで、2~3を繰り返す。

*湯通しのお湯の温度が高すぎたり、2の砂糖液に10分以上漬けたりすると、ミモザの色が落ちてしまうのでご注意ください。

金平糖はお茶請けに。紅茶の中に入れて時間が経つと苦味が出るので、お茶に添えた方がgood。
クッキーにアイシングを施し、ミモザ金平糖を飾りました。いろんなお菓子の飾りつけに重宝します。
ミモザの小さな花束をお皿に飾った春らしいテーブル演出。Photo/Anna Bogush/Shutterstock.com

ミモザ金平糖を飾ったひとくち大福

電子レンジでできる簡単な大福餅はミモザの金平糖をのせて可愛らしく仕上げます。餡は今回、ミモザに合わせて少し洋風にアレンジ。小さいのでお弁当のお供にもオススメです。小豆餡はもちろん、つくり置きや買った煮豆を潰して餡にしても手軽で美味しいですよ。ジャムやチョコ、フムスやごまペーストにも合います。

<材料>

白玉粉50g、水50㎖、砂糖大さじ1/2、片栗粉適量

餡のバリエーションは下にご紹介しています。

<つくり方>

  1. 耐熱容器に白玉粉と水を混ぜ合わせ、ラップをしないで電子レンジ500Wで1分ほど温めた後、ツヤが出るまでかき混ぜる。
  2. 2生地にツヤが出てきたら、砂糖を混ぜてよく混ぜ合わせる。
  3. 2に片栗粉をたっぷり絡ませて6分割する。
  4. 一つずつ手のひらで平らにつぶし、餡を入れて包み、真ん中にミモザ金平糖を飾って完成。

<くるみ味噌餡>

材料/白みそ小さじ2、砂糖小さじ2、レモン汁小さじ1/2程度、炒って細かく砕いたくるみ大さじ1程度

材料をすべてよく混ぜて完成。

<ずんだ餡>

材料/茹で枝豆(正味) 50g、砂糖小さじ2、塩少々

材料すべてを保存袋に入れて、スプーンなどで上からよく押しつぶして完成。

<フムス餡>

材料/フムス大さじ1、砂糖大さじ1

材料をすべてよく混ぜて完成。

*クリームチーズを合わせても美味しく頂けます。
*チーズが苦手な方は白花豆の甘煮や大豆の甘煮を潰してくるみと和えた餡もオススメ。
*大豆フムスは大豆特集(後日公開予定)でご紹介。

ミモザの金平糖のせ ブルーベリーソルベ

まるで夜空に光るお星さまのような色合いの可愛らしさがポイントです。金平糖のシャリシャリ感とソルベのさわやかな甘みも魅力。

<材料>

冷凍ブルーベリー100g、メイプルシロップ大さじ1、レモン汁大さじ1/2

<つくり方>

  1. フードプロセッサーですべて混ぜ合わせる。
  2. 器に盛り、ミモザの金平糖を飾って完成。

*生のブルーベリーを使う時は、混ぜ合わせた材料を保存袋に入れ、冷凍庫で30分ほど冷やした後に袋の上からモミモミして完成。

ミモザはドライにもしやすいので、飾ったブーケをお土産にしても喜ばれます。Photo/Fusionstudio/Shutterstock.com

ぜひ、ミモザの明るい花とともに、女友だち同士のおしゃべりにも花を咲かせてくださいね。

Credit

制作&レシピ&Photo/本間のぞみ

会津郷土料理研究家。福島県会津若松市生まれ。デザイン事務所のアシスタントを経てガーデニング雑誌編集部に入社。庭のある暮らしや食に関する記事をつくる中で、さまざまな食のプロに出会い魅了され、和菓子店、ベーグル店、ビストロなどで経験を積む。現在2人の子どもを育てながら、地元の母がつくった会津野菜や食品を使ったレシピを提供中。

料理Photo/3and garden

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