数ある植物の中から今、注目の植物をピックアップするシリーズ「Now blooming」。ガーデナーや育種家、ナーセリーなど、植物の達人たちへの取材を元に編集部がセレクトした植えどき・買い時・咲き時のオススメ植物をご紹介します。今回はアレンジメントで大活躍するカスミソウをピックアップ。

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フラワーアレンジメントでおなじみのカスミソウ。どんな花とでも相性がよく、ブーケをふんわり可愛く演出してくれる花ですが、実はとても育てやすい花だということをご存知ですか。その優秀さは英国王立園芸協会のお墨付き。同協会が庭での育てやすさや利用価値を総合的に審査するAGM賞を受賞している花で、小花をフワフワと咲かせるその愛らしい様子に、欧米ではBaby’s-breath(赤ちゃんの寝息)の名で親しまれています。

カスミソウだけのシンプルな花瓶。アレンジでは他の花に添えられることが多い名脇役ですが、実はカスミソウだけで活けてもかなり可愛い。
カスミソウだけのシンプルな花瓶。アレンジでは他の花に添えられることが多い名脇役ですが、実はカスミソウだけで活けてもかなり可愛い。                        photo/Agnes Kantaruk/Shutterstock.com

 

カスミソウには品種によって一年草と宿根草があります。小さな花壇や鉢植えなら成長の早い一年草、庭で地植えにするなら毎年繰り返し花を咲かせてくれる宿根カスミソウがおすすめです。

痩せた土地でよく育つので、地植えの場合は肥料などもやる必要がありません。ただし、原産地の地中海沿岸は土がアルカリ性で、カスミソウもアルカリ質の土を好みます。日本の土は放っておくと降雨によって土が酸性に傾くので、「苦土石灰」を年に数回、土の上にパラパラまいてあげるとよいでしょう。苦土石灰は土をアルカリ性にする効果のある資材で、ホームセンターや園芸店、ネットで1kg200〜300円で販売されています。大変生育旺盛でよく茂りますので、ときどき切って間をすかしてあげるとよいでしょう。切った花はアレンジメントに。他の花とのアレンジにはもちろん、カスミソウだけでもとても素敵な雰囲気になりますよ。

白い花ばかりを集めたホワイトガーデン。カスミソウが庭にレースをかけたような繊細な雰囲気をかもし出しています。2017年開催国際バラとガーデニングショウ「Green Calm House」さんの作品。
白い花ばかりを集めたホワイトガーデン。カスミソウが庭にレースをかけたような繊細な雰囲気をかもし出しています。2017年開催国際バラとガーデニングショウ「Green Calm House」さんの作品。
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